AIに小説は書けるか?:「いじめられ女子高生、ダンジョンボスに転生を!」
私は前にも書いたとおり、小説を書いています。まあ、なろうに投稿してもほとんど読まれませんが。それで、前にPCパーツ交換をAIに相談した時に思ったんですよ。
AIって文章っぽいものを書くようになった、と。
そこで今回、私が10分程度で適当に考えた、ありきたりな異世界転生の設定で小説を書いてもらうことにしました。
考えたお題は以下です。
ストーリー:
1. 異世界転生もの
2. いじめを受けていた主人公の女子高生がダンジョンのボスに転生する
3. 冒険者にボスが倒されてから百年、ボスがいなかったダンジョンに転生してきた主人公に大いに喜ぶ部下のモンスターたち。
4. そんな中で弱くていじめられているモンスターのゴブリンたち。彼らに生前の自分の姿をみた主人公は、彼らの特性を生かしダンジョン内の治安・清掃をやらせることにした。(数が多いので、3交代24時間体制でやらせる)
5. 最初は喜んでいたものの、優柔不断な主人公に不満を持っていたダンジョン四天王のメデューサのアイコムも彼女をただ物ではないと見直すことになり。彼女に絶対の忠誠を誓う。
設定:
主人公(女子高生):転生の影響で人間だった時の名前を忘れている。人間によく似た姿の魔人(ダンジョンのボス)に転生。強大な魔力を持ち、簡単な魔法(ファイアー)でも小さな町なら廃滅状態にできるほどの力を持っている。本人は使ってみるまでそのことは知らないので、自分に自信がない。部下の名前アイコムからアイコという名前を思いつき、自分をアイコとした。自信のない話し方をする。「そうなの……うん、それでいいと思うわ」
アイコム:ダンジョン四天王筆頭(女)。メデューサで今まで数々の冒険者を撃退してきた。石化だけではなく、剣術も魔法も一流である。前のボスを心から崇拝しており、自分が王都へ遠征中に前のボスがやられてしまったため、主人公が現れてからは過保護なほどにそばについている。「アイコさま」と主人公を呼ぶ。主人公には敬意をはらった話し方をする。
デアム:ダンジョン四天王の一人。虎の獣人(男)、腕力で四天王に上り詰めたタイプ。
リーリム:ダンジョン四天王の一人。ゾンビで魔女、魔法では四天王一の使い手である。
カプ:ダンジョン四天王の一人。ドラゴン(男)、普段は人間の男性の姿をしている。最長老で力は衰えているものの、知略でダンジョンを守っている。
上記のようなよくある設定でAIに書いてもらったのですが、以下のようになりました。
いじめられ女子高生、ダンジョンボスに転生を!
プロローグ
「また、あいつだ……」
教室の片隅で、ひとりの女子高生がうつむいていた。彼女の名前はアイコ。クラスメートからのいじめに耐えながら、毎日を過ごしていた。そんなある日、彼女は突然、異世界へと転生することになる。
第1章:新たな世界、新たな姿
目を覚ますと、そこは見知らぬ場所だった。アイコは自分の姿が変わっていることに気づく。鏡に映るのは、人間に似た魔人の姿。彼女はダンジョンのボスとして転生していたのだ。
「ここは……どこ?」
アイコは周囲を見渡しながら、自分の新しい名前を思いつく。「アイコム」という部下の名前から、「アイコ」と名乗ることにした。
第2章:百年の時を経て
アイコが転生したダンジョンは、かつて冒険者によってボスが倒されてから百年もの間、ボス不在の状態が続いていた。そんな中、アイコの登場にモンスターたちは大いに喜んだ。
「アイコさま、お帰りなさいませ!」
ダンジョン四天王の筆頭、メデューサのアイコムが深々と頭を下げる。彼女は前のボスを心から崇拝しており、アイコのことも同じように敬意を持って接する。
第3章:ゴブリンたちとの出会い
ダンジョン内を歩いていると、アイコは弱くていじめられているゴブリンたちに出会う。彼らの姿に、生前の自分を重ねたアイコは、彼らの特性を生かしてダンジョン内の治安・清掃を任せることにした。
「そうなの……うん、それでいいと思うわ」
ゴブリンたちは最初は喜んでいたが、次第にアイコの優柔不断さに不満を持つようになる。
第4章:アイコムの忠誠
そんな中、ダンジョン四天王の一人、メデューサのアイコムはアイコをただ物ではないと見直すようになる。彼女の決断力と優しさに触れ、アイコムはアイコに絶対の忠誠を誓うことを決意する。
「アイコさま、私はあなたに一生ついていきます」
名前を忘れている設定になっているのに、最初から名乗っているなど矛盾する部分もありますが、私が利用し始めた当初よりも、だいぶ文章らしきものを書けるようになった気がします。
そのうち、本気で著名作家並みの文章書くのでは無いかと思う次第です。
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