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猫ファン必見! 猫と縄文
縄文時代にいわゆる猫はいなかった(ヤマネコはいました)。というのは定説で、もしかしたらいたんじゃないかとは言わない。
のですが、こんなものがあるってことは……もしかしてオーパーツ!ということで、一部SNSで話題になっていた福島県の猫形土製品とあわせて、縄文時代の猫のモチーフを紹介してみよう。
福島県立博物館の企画展「あにまるず ANIMAL × Zoo ―どうぶつの考古学―」2019/11/17まで。動物モチーフの考古資料を集めた展示、猫以外にもカエル(縄文人はけっこうカエル好きだ※地域差があります)とかコウモリとか、楽しそうな展示です。
次はこの土器。まるで塗りたてのコンクリに残った猫の足跡のようでなんだかほっこり。裏側は見れなかったけど、多分4隅に足跡が。
狭山市立博物館の秋企画展「縄文時代のさやまとつなん展~5千年前の人と自然~」で見ることができる。2019/11/24まで。
こちらは有名な猫土偶、上黒駒土偶。東京国立博物館に所蔵されている。トーハクの職員からも普段「ネコちゃん」と呼ばれている。
さらにこちらは……よく見ると……猫の手!
猫の手状突起のついた土器。か、可愛い!すげえいっぱいいる。
下呂市教育委員会所蔵の勝坂系の岐阜の土器。下段のびっくりした目が一周しているのも可愛いですね!
結論:猫だと思ってみたら猫!