口呼吸を治し疫病を予防する方法
口ぽかん、いびき、口臭、正しい呼吸をしていないと、
いろんな弊害が生じます。
インフルエンザウイルスなどは、
部屋の換気と湿度が大切であるといわれています。
これは部屋の環境についてですが、もっとも大切なのは
「からだの換気」です。
すなわち「呼吸」が大切なのです。
ただしい呼吸法は口を閉じて行う鼻呼吸です。
舌の位置が悪いと
・口臭
・口呼吸
・口ぽかん
・アレルギー
・歯並びが悪くなる
・風邪、インフルエンザなどの病気にかかりやすくなる
口が開いていると、乾燥したエアー、ダスト、アレルギー物質、ウイルス等がダイレクトでのどに付着します、肺に侵入します。
口呼吸は100害あって一利なし
と言えます。
逆に鼻呼吸だと
鼻毛と鼻水によって湿った、クリアな空気が体に入ってきます。
70~80%の不純物を除去してくれるのです。
加湿器と空気清浄機の機能が鼻には備わっているんですね。
どうやれば口呼吸を治せるの?
いま、だえきを飲み込んでください。
「ごくりっ!…」
舌が口蓋といってうわあごに張り付いたと思います。
その位置が正しい舌の位置なのです。
だえきを飲み込む回数を増やすと舌の位置は改善してきます。
だえきの量はどうやって増やすの?
①かむ回数を増やす
②正しい水分補給
③舌のトレーニング
①噛む回数については
とにかく「トロトロ」になるまで噛む
どんな食事でも噛むことで、胃腸は準備をはじめます。
すんなり飲み込まない!
②正しい水分補給については
朝、歯磨きした後の
コップ一杯の水を飲む
詳しくは別記事で「歯医者が教える水の正しい飲み方」
を参照してください。
③舌のトレーニングです。
お子様で、口がいつも開いている、口臭がする、歯並びが悪い
気になっているお父さん、お母さんいませんか?
大切なのは「舌の位置」です。
口を閉じてほしい
はい、簡単な方法があります。
大根、ニンジン、根菜類ならなんでもいいのですが
1円くらいの大きさに輪切りしてください↓
それを舌の上にのせて
上あごと舌の間にはさんで
「押しつぶす。」
これを繰り返すだけ。
鼻呼吸ではうわあごに舌がはりついています。
舌を動かす筋力をトレーニングすることです。
なぜ野菜なのか?
野菜の素材の味は「淡い甘み」です。
それを判別するほどに舌のセンサーである
味蕾の数が増えるのです。
さらにセンサーの性能も良くなります。
これは味を見分ける能力を鍛えるということ
1円玉の大きさのものが口にあると
それを異物と感じ、耳下腺からサラサラ唾液が常にあふれ出ます。
唾液にはラクトぺルオキシターゼという殺菌酵素があり
さまざまな菌から体を守ってくれます。
唾液はほぼ水分ですが、他にもさまざまな成分が含まれています。
それらの成分が私たちの健康にとって大切な役割を果たしています。
おさらい
口呼吸を治すには
・よく噛む
・水分を補給
・舌のトレーニング
・唾液をたくさん出す
・音読や会話をたくさんする
若い人ほど唾液が多い。
唾液の分泌量をキープすると
長生きするのです。
噛めば噛むほどにあなたの体調は良くなります。
ご精読ありがとうございました。