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【考える】映画「怪物」を見た: 前編
今回は、映画「怪物」について感想と、考えた事を綴ります。
前半は、あらすじをザクっと、そして感想を。
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結論から言うと、
めちゃくちゃ感化された。
どこがどう感化されたのかは置いておいて、色々考えるきっかけになった。
そして、パンフレットとノベライズ本を購入。
中編ではパンフレットを見ての感想、後編は本まで読んでの感想にしようかな。まだ決まってないけど。
・怪物のあらすじ(粗め)
舞台は湖のある町。そこで、火災が起こる。
1フェーズ目の主人公(視点)は、安藤サクラさん演じる早織。
早織は夫を事故で亡くし、小学五年生の息子湊を1人で育てていた。
湊はこれまで問題なく学校生活を送っていたが、早織にとって不可解な行動、言動を取るように。。。
2フェーズ目の主人公(視点)は、永山瑛太さん演じる湊の担任の保利。
保利は、新しく湊のいる小学校に赴任してきた。趣味は、ほんの誤字脱字を見つける事。担任をしているクラスにいる湊の行動を不審に思う。
3フェーズ目の主人公(視点)は、前述した2人から「見られてる」湊である。
湊は、これまで問題なく小学校生活をしていた。新しくなったクラスでは、友達もできた。その友達の名前は、星川依里くん。
まぁこんな感じですかね!
3人の視点から、同じ時間軸を見ていくこの作品。
「怪物」という題名はなぜつけられたのか、何が「怪物」なのかを私たち視聴者は無意識のうちに探していきます。
ですが、1人、また1人と視点を追っていくごとに、怪物が何か分からなくなってくる。
この怪物の正体は、、、
・感想(ネタバレなんてしない)
これはきっと、観ている人の年齢、性別、職業などで感じ方や感想は違うのではないかな。
感想として真っ先に出てくるのは、
「早く観て語ろう」
の一言に尽きます。
もうネタバレしたくないし、ネタバレしたら面白くないから兎に角観て欲しい。
そして、どう感じたのか、何を思ったのかを教えて欲しい。
そう、このやり取りもきっとこの映画で重要な「他人から見たモノ」を見つめ直すきっかけにもなる気がする。
そして、私はこの映画を見て何故か
教師になりたい
と思ってしまった。と言うか本当に目指したい。
何だろう、ここまでキツい仕事なのに保利先生は何故この職業を選んだのか、日本の教育のあり方など、考えるきっかけにもなった。
自分(私大文系 教員にはなれない学部の俺)が諦めていた夢を、この映画は掘って掘って掘り返してくれた。
就活してるけど、社会人やりながら先生目指したいって、毎度毎度人生で険しい道を自ら選ぶ自分の懲りなさが〜〜〜。
まぁ、自分のことはさておき、、、
是枝監督の作品は、なんだかんだ見た事なかった。
そして、初是枝作品が「怪物」で良かったなぁ。
・是枝監督の映画初めて見た
見終わった同じ日に、柳楽くん主演の「誰も知らない」も見たのですが、いゃぁ〜、是枝監督は
子役のセンスが良すぎる。
湊役の黒川想矢くん、依里役の柊木陽太くんの演技も見どころだと思う。
そして、子供を撮るのもやはり上手いと思いました。
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わぁ〜こんな子いたなぁ〜、こんな事してたな〜見たいな。10年以上前の小学生の血が湧きました。
(私の推しは、教室で堂々とBL漫画を読んでた女の子です)
・おしまい
小説を今読んでいるので、読み終わった後の感想は後編で綴ります(早く読め)
パンフレットも買ったので、そこから感じた事は中編でやろうかな〜
2回目も観に行きます。
皆さんはどう感じましたか?
それでは
アディオス🌟
21才でした。