アイトカミヒ

猟師。シングルマザー。田舎に移住し、公務員を退職。罠のかけ方、米作りを学び、田舎に暮ら…

アイトカミヒ

猟師。シングルマザー。田舎に移住し、公務員を退職。罠のかけ方、米作りを学び、田舎に暮らすことそのものを生業にするべく起業準備中。

最近の記事

鹿の足跡

鹿の足跡をつけていくのが大好きだ。 恐竜の足跡の発見みたいにワクワクする。 毎朝、自分がかけた罠の見回りをする。 365日、雨の日も風の日も、罠をかけた以上は鹿がかかっているかいないか、必ず見回る。 これは罠をかけた者の責任だから御天道様に誓って真摯に実行。 罠を見回る時は必ず辺りの足跡も見て回る。 昨夜、かけた罠の上を歩いたのかどうか。 罠の上を鹿が歩いてくれなければ、収穫はゼロ。 もちろん、見回って鹿がかかっていれば、獲る。 かかっていなければ、そのまま罠を維持する

    • 朝、シカ撃って、夜、大阪へ

      午前中、365日、毎日のルーティン、罠の見回り。 今日は一頭の雄鹿がくくり罠にかかっていた。若いとは言え、角は30センチはある。先日も鹿に胸を刺されて農家の男性が一人亡くなったニュースが流れたばかりだ。こういうときは近づくと危険。足首にかかったワイヤーを足首ごとちぎって逃げる鹿は多い。距離約30m、20番スラグで頭に一発。 射撃は得意なんだが、どう頑張ってみても、女は男より力が弱い。 山の斜面に横たわった鹿の耳下にナイフを刺す。切断された頸動脈から血がどくどくと流れる。