■最強 店頭販売 実践マニュアル~あなたの売りたい物が売れる~④四ツの不安の解消👉テストクロージング👉クロージング👉予告編👉販売テクニック編◆販売4原則◆ラッキー7販売👉最後に
第13章 四ツの不安の解消
「連想」から覚められたお客様は
現実に戻ります。
その時『四ツの不安』が表に出てきます。
下記はそれらを解消するトーク例です。
1.【似合うかしら】
貴方がいくら熱心に「大変よくお似合いに
なっています」と強調しても、お客様には
「売らんがため」の言葉にうつってしまいます。
こんな時は他のスタッフの力を借ります。
第三者や権威のある人に褒められることに
よって「似合っているんだ」と確信を
持つようになります。
●トーク練習18.
販売員「チーフ(店長)、こちら○○様と
おっしゃいますが・・・」
「どうですか、こちらのリングの
コーディネート?」
チーフ「いゃー本当に素敵ですね。
何と言っても今日のお洋服との
組み合わせが抜群ですね。」
「○○(販売員)さん!
上手になったね、コーディネート!」
販売員「うちのチーフ(店長)、怖い顔してます
けど、社内のコーディネートコンテスト
で優勝したことがあるんですよ。
だから私もチーフから褒められると
嬉しいんです!
でも○○様が素敵だからですよね!」
「本当によくお似合いですよ!!」
2.【必要かしら】
お客様が第二に抱く不安は「本当に
このリングは必要かしら」と思うことです。
例えば・・・
1.ルビーは一つ安物だけど持っているし、
必要なのかな?
2.今、無理をして本当にこのリングを買っても
使うことあるかしら?
etc.
●トーク練習19.
「アクセサリーは元々ファッション業界では、
お洋服以上にまず一番最初に考えることだと
いわれています。」
「アクセサリーがあって、それから
ファッションを決めるのです。」
「そういう意味ではこのリングは
カジュアルな装いにも、ドレッシーな装い
にもピッタリですよね!」
「○○様のファッションの幅とTPOSが
さらに広がるでしょうね。
そういう意味では、必要不可欠なリングに
今日、出会われたのではないでしょうか?」
「これは必要ですね!」
「こちらのリングでしたら、価値からしても
孫子の代までお持ちいただけるお品です。」
「特に○○様にはお嬢様が居られる
ということですし・・・。」
「こちらのお石でしたら、それこそお嫁に
行かれる時にお譲りになられたら、先方様
にも注目されることは請け合いです!」
「資産価値と親の愛情とでも
言いましょうか・・・。」
「そういう意味でも良い物をお持ちいただくこと
は必要ではないでしょうか。」
3.【安心かしら】
お客様が第三に抱く不安は「(この店で)買って
安心かしら?」という下記のようなものです。
1.品質は本当に信用できるのかしら?
2.価格は本当に安いのかしら?
3.爪が折れたりした場合のアフターケアは
万全かしら?
4.この販売員さんから買っても、後々まで
親身になって面倒をみてくれるかしら?
※お客様にこのような様子が見受けられる
場合は、まず会社を信用していただき、
次に自分(あなた)を信用していただく
努力をすること。
●トーク練習20.
「品質は先ほども申し上げましたように
○○の鑑定書付きですし、しかも弊社の
■■の厳しい目で入手したものですから
絶対にご安心ください!」
「価格はこの流通経路図のように
保証付きです。」
「しかも、現在◎◎店を保有している会社です
ので、絶対にいい加減なことはできません。
ご安心を!」
「アフターケアにおいても弊社は、一流の
職人をかかえていますのでいつでも
安心してお任せください!」
「それに今日、こうして素敵な○○様にお会い
できたことにとっても感謝しているんです!」
「私を信用してください!
一生懸命、今後もお世話を
させていただきます。」
「よろしくお願いいたします!」
4.【支払えるかしら】
いくら似合っているからと言っても
「宝石は高い!」という懸念は
すべてのお客様がお持ちです。
その不安を解消するためには
「支払いは楽なんだ・・・」と
思っていただくことです。
●トーク練習21.
「私共でお買い上げのお客様の90%以上の方は、
現金以外でのお支払いなんですよ!」
「先ほども申しましたが、生活の中でチョット
した倹約でこちらのリングが〇〇様のものに
なります!」
「今やカードの時代ですから、○○様も一枚、
二枚はお持ちではありませんか?」
「お支払い方法も昔と違って
分割も出来ますしね。」
「一日にしたらたったの〇〇〇円ですよ!」
「ですからこんなにも素敵にお似合いで、
しかも丁度◇◇◇◇フェア中ですし、
チャンスですよ!」
「この機会に○○様のものに
しちゃいましょう!!」
ここでポイントがあります。
それは支払いに関しては絶対に重い雰囲気に
してはいけない、ということです。
現金主義という方には、
「じゃぁ、貯金をおろしましょう!」
「こういう時のために貯金は
あるものですから・・・
銀行に預けてても利息は低いし、
この際ご自身の楽しみに
使っちゃいましょう!!」
「気軽にできます!」
「簡単です!」
「たった月に○○○〇円です!」
「コーヒー△杯分です!」
「やりくり次第で無理なく買えますよ!」
この言葉を繰り返しお伝えすることです。
お客様の不安を吹き飛ばす、魔法の言葉
最高の笑顔とともに!
『大丈夫ですよ~!!』
第14章 テストクロージング
お客様がご購入されることを前提に
仮の話を進めていきます。
お客様の課題をクリアしていくこと。
こちらとお客様の求めていることのへだたり、
壁をなくすこと。
※そのタイミングは・・・
①何かと商品についての質問をし始めた時
②支払いについて話をしだした時
③メンテナンスについて問いだした時
注)中には何も言葉や表情に出さない
お客様もおられます
そんなお客様にこそ、こちら側からどんどん
テストクロージングを仕掛けましょう
●トーク練習22.
「もし、お着けになられるのでしたら
どのお指にされますか?」
「サイズの方はいかがですか?」
「ネックレスの長さはやはり
このくらいがよろしいですよね!?」
第15章 クロージング
クロージングのポイント!
それは、はっきりとしっかり
「買ってください!」「ご契約ください!」
とお伝えすること。
この言葉を言えないと、どんなに話がうまく
進んでいても最後で決まらなくなって
しまいます。
あなたはお勧めしている商品、サービスに
自信と責任を持っているのですから、
堂々と言ってみてください!
そして最後に「ありがとうございます!」と
言い、ご購入していただいたことを
認識していただくこと。
テストクロージングでお客様の“買う気”が
みえたら一気呵成にクロージングに入る!
クロージングでのNGワード
・「いかがですか」
注意点
・「セールスポイントの上塗り」をしないこと
●トーク練習23.
「では、毎月○○○○円ということで、
ありがとうございます!」
「サイズは13号でよろしいですね、
ありがとうございます!」
「では、こちらがご契約書です。
お名前とご住所、お電話番号を
お願いします。」(ペンをお渡しする)
「今日、お内金はおいくらにされますか?
多ければ多いほど、後が楽になりますよ!」
第16章 予告編
映画を観に行っても「予告編」を見ないと損を
したような気持ちになりますし、見ると「今度は
この映画を観に来よう」と思うものです。
販売が終了しても、次へのステップをお客様に
辿っていただくために私たちは「予告編」を
訴求しなければなりません。
それは「次の商品」と「次の催事(イベント)」を
売り込んでおくことです。
●トーク練習24.
「○○様、次のジュエリー大作戦の
指令が出ています!
次はネックレス大作戦ですね!」
「コーディネートはやっぱり
こーでねーと!・・・?
ハッハッハッ!さぶー!」
「○○様、次に◇◇◇が揃えば、
ファッションとして完璧ですよね!?」
「次回は是非とも
コーディネートしましょうね!」
「○○様、実は今度△△で素敵なイベントが
あるのですが、私としては○○様のような
センスの良い方に是非ともご参加して
いただきたいと思っているんです。
そのイベントは△△△△で本当に
素敵なんですよ!」
「後日、また詳しくお伝え致しますが、
心にとめておいてくださいね!」
第17章 販売テクニック編
以下は販売の流れの中で
必ず使うテクニック編です。
丸暗記し、人に教えられるようになって
初めてマスターしたことになります。
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