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【仕事術Vol.1】大枠を掴みとる。

こんばんは。皆さん、豊かな休日をお送りになられましたでしょうか。


本日からしばらくの間、「やったことのない仕事の進め方」にフォーカスして記事を書いていこうと思います。昨日の神と私の話は、この連載のプロローグと捉えていただけたらと思います。

さて、第一回となる今日は、経験のない仕事を始めるにあたって絶対に外してはいけないことをお伝えします。

それは、「大枠を掴みとる。」ことです。


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大枠を掴む努力は足りているか。

まずは全体像を掴むということ。これは未経験の仕事をする上では非常に重要なことです。全体を掴まずに明後日の方向に仕事を進めてしまうと、後々とんでもないことになりかねません。航海にに出る船であっても、前もって航路をある程度把握しておかないと、波や風により少しずつ進路がずれていき、最悪の場合遭難してしまいますよね。

経験のある仕事なら、既に道筋がインプットされているわけですので、大枠を掴む時間を割く必要はないかもしれません。ですが、未経験の仕事にあたる場合、まずは経路の策定。これはリスク回避の点からも非常に大切になります。

とはいえこの事実は、仕事術系のビジネス本などを読んだことのある方にとって、至極当たり前のように聞こえるかと思います。

「手を付けだす前に、アバウトでもいいから仕事の全体像を把握して整理しろってことだろ。そんなもの仕事の基本のキじゃねえか。」

全くもって、仰る通りです。

優秀なサラリーマンの教えとしては、良く出てくるものです。すでに仕事上で意識している方もたくさんいるかと思います。

ただ、ここで気をつけておいていただきたいことが一つあります。

それは、優秀な人間と凡人とでは、大枠を掴みとることへの熱量に圧倒的な差があるということです。

こんなことはありませんか。

初めて任された仕事。やり方はよく分からないけど、締め切りは明日中だと言われている。悠長にコトの進め方を考えている場合ではない。とりあえずまずは手を動かそう。
そして、進捗を報告するたびに上司に修正をさせられ、二度手間三度手間を繰り返す。結局、タイムオーバー。

この場合、大枠を掴むという努力をスキップしてしまっているのです。あなたが他の仕事をする必要もなく、ただこの任された仕事を遂行するのみに時間を割けるのならそれでいいかもしれません。ただ、いつもやっている他の仕事も同時にするべきならば、まずは大枠を掴んで自分のスケジュールに落とし込む作業をもう少し慎重に行うべきです。

まずは手を動かしてみて、修正をしながらPDCAを爆速で回すべき。そんな意見もあるでしょう。ただそれでも私は、まずは落ち着いて大枠を掴む努力を徹底すべきだと思います。

私の超絶優秀な同期は、大枠を掴んですこしでも最短コースで仕事を遂行することに情熱を燃やしています。そしてその経路策定の時間を、しっかり自分のスケジュールに組み込んでいます。

大枠を掴む。基本中の基本かもしれませんが、あなたはどれだけその時間に情熱を注いでいますか?仕事は準備が9割と言われることがあります。とにかく手を動かすことに囚われてしまうと、あなたの貴重な時間を無駄にすることになるかもしれません。


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今回は、「大枠を掴む」という重要な要素をご紹介しました。次回は、大枠を掴むための「具体的な方法」をお伝えできたらと思います。
キーワードは、「経験者に弟子入りする」です。

本日もご覧いただきありがとうございました。

それでは最後に今日の一曲。

今週は3日働けば祝日。あっという間。そう、”セツナ”です。

https://www.youtube.com/watch?v=gfmoWR6jQ0M




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