2020立春 日和を読む・・・
日和をよむ・・・
凪と時化のお話
今日は、本当に久しぶりにお日様が顔を出して良いお天気でした。
が、漁船はすべて沖留め。出漁していません。
案の定、午後から天気が一変。それまでの穏やかの晴れていた空がにわかに曇りだし、いきなり大粒の雨となりました。
昨今さわがれている、地球温暖化の影響でもなさそうです。
漁師と一緒のような生活をしていると、一般の方に理解できないような常識が数々あります。。。
沖というのは不思議なもので、どんなにいいお天気でも風が強ければ海が時化(しけ)て出漁できません。
反対に、どんなに雨がふっていても風さえなければ、凪(なぎ)なのです。
この季節にはよくあることなのですが、夕方から晩にかけての段階で、ある漁師のお客さんは「明日は凪になる」と言っていましたが・・・
朝起きてみると雪がふっているではありませんか?
こんな日に・・・と浜に出てみると、港の中は空っぽ!?
案の定、お昼前からよい天気になって来ました。。。
日和をよむ
天気図の読み方でも人によって違うそうです。
等圧線が混めば風が強くなるって事くらいはボクにもわかるのですが、
その後どうなる?ってことが勉強不足で今一わかってません(/_;)
これは、船のでんきやがある輪島崎町の突端「鴨ヶ浦」にあるこの土地の人しか知らない通称「日和山」。
数年前の地震で崩れてしまって現在は復旧工事も終わっているのですが、この上に小さな祠があったそうです。
昔の漁師は現在のように気象観測が発達していなかった時代に、この場所でいったい何を指針にして天気を予測していたのでしょうか・・・?
冬になると、NHKの天気予報には必ず「輪島上空にマイナス○度の寒気団が・・・」などと放送されます。自分の友達は、この言葉を聴くたび「船のでんきや」のことを思い出してくれるそうです(^^ゞ
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