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目線はどこを捉えているか
先日は、年中の娘の運動会でした。
初めてのバトンリレー、なんとか走りきり、親としてはホッとしつつ、成長を感じてジーンとした気持ちにもなりました。
リレー中の子供たちは様々で、応援に一生懸命な子、早く走りたくてぴょんぴょん飛んでいる子、走りながらパパママたちに手を振りながら応援されている瞬間を楽しむ子…
ふと、それぞれのキャリアへの向かい方と似ているなと感じました。
誰かの力になりたい人、一生懸命仕事の責任を果たそうとする人、野心を実現したい人…
リレー中に、私が一番印象に残ったのは、アンカーの男の子でした。
彼は学年で一番足が速く、練習では彼の率いるチームはいつも勝っていたそうです。
しかし本番、彼にバトンが回ってくるときには、ほぼ1周遅れに近い劣勢でした。
アンカーの男の子は怒るでもなく、急かすでもなく、ただじっと自分が勝つべき相手の位置と、前走者の位置を交互に見据え、バトンをもらった瞬間全速力で駆け出しました。
もちろん、相手チームは半周の差をつけてゴール。
しかし、アンカーの男の子は最後まで全速力で走り切りました。
”勝ちたい”その純粋な心は、こんなに美しいのかと、その姿に感動した保護者は多く、涙を流す人もいました。
私たちも日々多くの勝ち負けにさらされています。
時にはそれに疲弊することも。
しかし、ここぞという時には、アンカーの彼のように「勝ちたい」という想いをオープンにできるようにいたいなと思います。
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