花柄のワンピースの思い出
夏といえばワンピースが着たくなります。
昔よく着ていた花柄のワンピースのことが懐かしくなってきました。
お店で買ったときのことも、なんとなく覚えています。
Samansa Mos2だったと思うのですが、花柄の雰囲気がとにかく好みで一目惚れでした。
花柄の色は青系と赤系があって夏なら青系の方が涼しげかなと思っていました。
でも、合わせてみたら赤系の方が意外としっくりきて新鮮でした。
いざお会計に行ったら、お店の方も赤の方が似合うと思ってみていたそうです。
当時の日記にもワンピースを買ったときの喜びが書かれていました。
バーゲンで6割引きだったらしく、いい買い物ができてルンルン気分でした。
それから、夏のよそゆきの服として大活躍してくれました。
あるときスーパーで買い物をしていたら、知らない方から声をかけられて花柄を褒めてもらったことがありました。
普段はあまり服に興味がないけど、着るだけでわくわくするような一枚を見つけられてよかったなと思いました。
また当時、簿記の勉強をしていたのですが、簿記検定を受験したときも勝負服として着て行ったことを覚えています。
このワンピースといろいろな思い出を作ってきたけど、25歳になったころから。
着てみても以前ほどしっくりこないなと感じるようになってしまいました。
今の自分には、かわいすぎて着られない気がして。
そして、なんとなくクローゼットで眺めることが続くうちに自分の中で考えが変わっていきました。
このワンピースを着られなくなったのは、前よりも少し大人になったから。
自分と同じくらい気に入ってくれる人がきっといるはず。
ずっと仕舞っておくより、次の人に大事にして着てもらった方が服も喜ぶかも。
ということで、勇気を出して手放しました。
誰かの手に渡っているといいな。
そして、手放したときのことまで日記に書いていたほどだから、お迎えしたときからお別れまでずっと特別な一枚でした。
あのとき、出会ってくれてありがとう。
ワンピースを手放しても、noteに書いたら思い出をずっと残せる気がしています。
また次の記事でお会いできますように♪