展示感想: <舞台の裏で>Gallery FACE TO FACE・新年のグループ展 40 Artists New Year Group Show 2024+ ー PART1、その4
Gallery FACE TO FACE・新年のグループ展の感想、四回目です。
普段の作品の制作を支える心象風景のようなものを出されていた方もいました。
たかすぎるなさんは、ある舞台、とでもいうべきどこかの世界を表現します。
たかすぎさんのもう一つの制作の形、自分の心持ちを表すような作品が今回展示されています。
清水佳奈さんは、普段は、銅版画で象徴的な作品を作られます。
今回は油のドローイングで大切な身近なひとを描いています。制作する日常を支えるつながりが描かれています。
長沼翔さんは、モノクロで銅版画で乾いたような人のいる風景を描きます。
今回は、色彩を取り入れたドローイングです。格子をモチーフとした背景は、銅版を制作する彼の風景を思わせます。そして中心には彼の描く風景が描き出されているようです。