表現再考: 鵙始鳴
今日は、芒種の次候です。本朝では、腐った草が、蒸れて蛍になるという腐草為蛍ですが、宣明暦では、鵙始鳴です。
鵙始鳴の「鵙」は百舌鳥、モズのことですが、百舌のはや鳴きや、百舌の高なきというのは秋を告げる言葉ですが、百舌がツガイをもとめるのが、春の時期のようですから、そこから来ているのかもしれません。
大陸と島国、自然に対しての眼差しが異なるようにも思います。
それぞれの風土が育てた感受性の違いなのでしょう。
今日は、芒種の次候です。本朝では、腐った草が、蒸れて蛍になるという腐草為蛍ですが、宣明暦では、鵙始鳴です。
鵙始鳴の「鵙」は百舌鳥、モズのことですが、百舌のはや鳴きや、百舌の高なきというのは秋を告げる言葉ですが、百舌がツガイをもとめるのが、春の時期のようですから、そこから来ているのかもしれません。
大陸と島国、自然に対しての眼差しが異なるようにも思います。
それぞれの風土が育てた感受性の違いなのでしょう。