旧暦三月一日（4月9日）

今日は、旧暦の三月が始まる闇夜の朔日です。

　今は二十四節気でいえば清明ですが、穀雨を丸抱えにした月が三月になります。生命が盛んに活動を始める夏に向けた時期としての春の最後、その節気に当たります。

　タイトルの画像は和菓子の「水ぬるむ」ですが、固まっていた様々なものが流動し、動き始めるのが春です。春というのは、この時期に至ってそうなのだと思います。旧暦で考えると、どこかこれまでの表現が身体にそぐうような感じがします。