改めてお金や時間の使い方について考える
こんにちは!今日のnoteはこんなテーマで書いてみたいと思います。
ゴールデンウィークも明け、5月病に陥りがちなこの季節。大型連休でお金を使い果たしてここ最近は節約生活といった方も多いかもしれません。
私はというと、ゴールデンウィークは八丈島に旅行に行ったりと、それなりにパーっとお金を使ったにも関わらず、その勢いは連休明けも衰えることなく、MacBook Airを買い換えました^^; 実に16万円!7月あたりのクレジットカード請求が怖いです。。
とはいえ、新しいMacに買い換えて、色々と感じたこともあったんですよね。以前のものは3年半くらい使っていたので、それなりにバッテリーの持ちが悪くなってきて、かつPCやアプリケーションの起動にも結構時間がかかっていたんです。でもさすがは最新機種!今までかかっていた時間がなんだったのか?と思うくらい速いし、かつ動作が正確なんですね。高かったけど買い換えてよかったなぁ〜って、改めてそう実感しました。
お金の使い方って、難しいですよね?
私のPCだって、全然まだ我慢できる程度の状態だったんです。でも思い切って換えてみたら案外気づくことが多かった。ガジェットに限らず、旅行や訪問先、レストラン、もっといえば仕事や職場だってそうなのかもしれません。
今日のnoteでは、そんなモノやコトの消費について、この週末感じたことを書いてみたいと思います。
"贅沢"を"経験"と捉えれば、コスパは悪くない
お金がある程度稼げるようになって、私はあきらかに贅沢をはじめるようになりました。
一泊10万円近くする高級ホテルに泊まってみたり、一食1万円以上するレストランで友人や家族と食事をしてみたり。
べつにそんなことにお金を使わなくたって人生全然やっていける。むしろそういった贅沢を一切封印して、それを投資にでも回せば、より蓄財できるのかもしれません。老後にお金が余りでもすれば、その時に人生の記念に使うといった方法だって考えられる。でも私思うんです。ここには後々では変え難い大切な"経験"があるんだって。
今週金曜日もとあるプチ飲み会がありました。メンバーは皆さんいずれもビジネスリーダーをされているような方ばかり。ちょっとしたお祝いの席ってこともあって、落ち着いた感じのゆっくりと話せる個室レストランがいいなって思ったんですよね。
割り勘ではありましたが、この人たちならきっと文句も出ないだろうと、ち少し高級店を予約したんです。(飲み物込みで一人当たり会計1万円くらいでした。)結果どうだったのか?予想していた通り、いやそれ以上に充実した時間を過ごすことができたんですね。
個々のキャリア論、今後の各ビジネス業界の未来、人の育成と成長、仕事と子育ての話など、本当に深い話ができました。
もちろんレストランが違っても、これ実現できたのかもしれません。でも私思うんです。この空間だったからこそ、ここまで深い話ができたんじゃないだろうか?と。
「高いものにはそれなりの価値がついてくる」とよく言われますが、まさにそんな体験をしたひとときでした。
忙しくとも、あえて行くべき場所
もう一つこれも大切だなって思った体験がありました。それはボランティアです。
これもこの金曜の体験だったのですが、私が所属する会社が主催するボランティア(ビーチクリーニング)のため、遠路はるばる多摩地区から湘南海岸まで平日から仕事をサボって行ってきました。(実際にはボランティア休暇という制度があるので、サボってはいないのですがw)
正直ね、仕事めっちゃくちゃ立て込んでたんです。新しいシステムの導入で、毎日のように問い合わせやら緊急対応やら、そんな相談が提携の企業の方から寄せられる。部門の責任者として、速やかに判断していかなければいけない、そんな状況の中、「おぉあなた、この時期に呑気にボランティアですか?」と言われんばかりの行動。
別にボランティアだからやるべきでしょとか、そういうことが言いたいんじゃないんです。でも、普段やらない経験にあえて飛び込んでみる、えいや!でやってみるって、他には変え難い学びや気づきがあるように思うんです。
実際、湘南のビーチをゴミ拾いしてみても多くの気づきがありました。どのようなゴミがビーチに残るのか?マイクロプラスチックはどのように砂浜で発生するのか?それがどう砂に混じるのか?そして貝殻との判別がつきづらいのか?など。
知らない世界を実際に目で見て知ることって、ほんとその後何者にも変え難い経験になるなって改めて感じたんですよね。
仕事の緊急対応って言ったって、私のような事務職の場合には、今すぐやらないと大変なことが起きる、みたいなことにはならない。だとすると、そのわずかなバッファの時間を、こう言った活動に割いてみる、こうしたちょっとした積み重ねが、将来の自分を案外すごいところへ連れて行ってくれるのかもしれません。
真にお金と時間をかけるべきもの
コスパ・タイパという言葉が飛び交う昨今の日本社会ですが、この考え方の根底には、安くてそこそこ良いもの、時間をかけて得られる収益が大きいもの、と言ったニュアンスがあるように思います。
確かにそれも大事な考え方ではあると思うんです。多くの人にとって、お金は無限にあるわけではないですし、時間なんて誰にとっても24時間しかない。だから、人々はユニクロを着るし、コンテンツを倍速再生するし、YouTube Premiumに課金するわけです。(これ全部私!w)
でもね、時にはタイパ・コスパって思考を一旦横に置き、あえてタイパ・コスパが一見悪そうなことをやってみるのも悪くないんじゃないかな?って、私思うんです。
なんでもかんでもというよりは、その体験・経験に対し、おそらく価値があるだろうな、って自分自身が感じることに。
私の場合で言えば、旅行先の滞在ホテルなんかはまさにこれです。
高級ホテルに泊まってそこでしか得られない体験をすることは、いつまでも記憶に残る家族との思い出になりますし、世界がどのような需給バランスで動いているのか、価値があることとは何か?そんなことを考えさせられる体験にもなります。ひいてはそれが、次の仕事を頑張ろう、もっといいお給料やインセンティブをもらえるように仕事しよう、といった良いモチベーションのサイクルにもつながる。そう考えると、決してコスパの悪い消費ではないと思うんです。
世の中どんどん物価が上がっている中で、なかなか取りづらい戦略なのかもしれませんが、継続的に自分の価値を社会に提供できる状態が作れているのなら、むしろ「貯蓄から投資へ」ではなく「貯蓄から消費(最終的に自己投資にもなりそうなもの)へ」の方が、将来的にははるかにコスパ・タイパが良いのかもしれません。
何にお金を使うか。
何に時間を使うか。
これからも考え続けたいテーマですね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!