みなと科学館+気象科学館+吉岡徳仁展
今日は子どものお祝いの日。なのだが、私が21_21の炬火台のイベントに行ってみたかったので、珍しく外食ランチでお祝いということになった。
虎ノ門ヒルズで私は、美味しいレーズンパンのフレンチトーストをいただいた。私のお祝いも、これで早めに終わったかもしれない。
「炬火」は「きょか」と読むらしい。偶々、読書中の「鵼の碑」にも出てきた言葉。本の中では、「炬火」のルビは「たいまつ」だった。そういう意味なんだなと思った。
ついでに、聖火・聖火台というとオリンピック・パラリンピック用になってしまうので、区別されているのだろうと思われた。
食後は、虎ノ門ヒルズ近くにある、港区立みなと科学館と、同じ館内にある気象庁の気象科学館へ。
みなと科学館での写真は、子どもが写っているものしかなかったので載せない。が、展示に関わりながら感じ取れる内容は、大人でも面白く感じた。小さな子たちも楽しそうだったのを見かけた。
大きなミュージアムではないが、それでも面白い場所だと思った。子どもの希望で選ばれた行き先だった。
2階へ行くと気象科学館。
ここも、展示を見るだけではない伝わり方が楽しかった。
上の写真は、南極の石と書かれていた。片麻岩という種類らしい。ザクロ石と黒雲母が含まれる、とも書かれていた。昭和の最後から平成にかけての、南極越冬隊が持ち帰ったもの。推定5億年前という数字に驚いた。
背後のマスコットは「はれるん」。気象科学館の入口にいる「はれるん」は、強制フラッシュ設定で、気象科学館のロゴも入れ、広めに写すと楽しい。
夕方近くのまだ明るい時間に「吉岡徳仁 FLAME ガラスのトーチとモニュメント」へ。21_21の屋外で、「ガラスのトーチ」と「炎のモニュメント ガラスの炬火台」に、実際に炎が入るのを見られるイベントに合わせて。来年の国スポ、SAGA2024で使われるらしい。
館内では、採火のレンズや、作品の美しい動画などを見られた。
芝生の上に展示されていた「風の庭」。
西日で浮かび上がるようにキレイに光っていた。キレイでもあったが、カワイイという言葉を使ったのも、私だけではなかった。通りかかった多くの人が撮影していた。
炬火台付近は、点火まで1時間はあるような時間から、既に人が集まりつつあった。
点火の直前から炬火台に近づいたが、人は多く、少し離れたところから見ていた。
点火より前。イベント開始直後の時間では、燃料を入れている様子が見られた。
おそらく点火のしばらく前から、吉岡徳仁、ご本人が話していたようだが、聞き取れない音量だった。
点火の時間になると、ご本人がガラスのトーチから点火していた。
点火後は炬火台の近くへ行けたので、しばらく眺めていた。
風が強めだったせいか、ビル風のせいか、炬火台周りのガラスのガードで風向きが複雑なのか、安定しない炎だった。消えてしまいそうな弱さは感じなかったが、落ち着いてのんびり眺める炎でもなかった。
それでも、ガラスと炎の組み合わせは美しいと思った。
作品を透かして見る炎も、ただただキレイだった。