建築公開「旧鉄道聯隊材料廠煉瓦建築」+千葉公園の戦跡
戦跡の古い建築が公開されている、と先月だったか友人が教えてくれていた。先週、半休して千葉経済大学へ見に行っていた。風邪で見送り遅れたが、公開中に行けて良かった。友人に感謝。
タイトルに載せたのは何だか読みにくい漢字。旧鉄道聯隊材料廠煉瓦建築。廠というのは、屋内を壁で区切らない建物。
鉄道軌道の材料の管理、列車の組立・修理のための建物だったらしい。建物の外側にレールも一部残っていたり、屋内の柱には何に使われたものか金具が付いていたり。
太い柱とアーチが並んでいるのは、構造のためではあるだろう。が、装飾というより、そのアーチの下を列車が通れるサイズに見えた。
敷地内の総合図書館では企画展「学び舎に残る歴史~煉瓦棟と千葉の戦跡~」を見られた。その図書館カウンターでレンガ棟の見学希望を伝えると、その場で希望者さんを募り、一緒にご案内いただけた。
内部に入ってすぐにヘルメット。内部の見学可能時間は5分程度。建物正面側は、入口からだと奥になるが、危ないので奥まで行かず真ん中くらいまでにしてください、とのことだった。
危ないのは表面的なところだろうと思う。が、壊れかけてからではなくて、もう少し早く何かされなかったのか、と思った。
新しめの時代の建築でも、貴重だと思うようになるための時間が必要だったのだろう、とも思う。
大切にするために文化財とされた様子。今とは耐震の基準も違う。補修もされてきた様子。だからこそ、公開できているのだろう。
それにしても、見たいと近づくことだけでも危ない状態ということに、単純に残念さは感じた。
内部を見せていただいた後、外観を見ていい時間に。軌道も一ヶ所、よく見える状態にされていた。内部写真での、青いシャッターの裏側だった。
「建物の正面は反対側になります。そちらから回っていただいても大丈夫ですが、足下が悪いのでお気をつけください。反対側からならアスファルトです」というようなお話をいただいた。
草刈りされ露出した短いレールを見ていた私は、そのまま草の上を歩くことにした。が、少し歩くと明らかにレールを踏んだ感触。
え!?!? レールはさっきのだけじゃないの? 踏んでいいの?
私が踏んだくらいで、何か壊れる弱さじゃないよね!?
思わずそばの建物を見てしまったが、それで建物が崩壊するほど危ない訳はない。
建築に触らないで、と言われた記憶はないものの、建築公開では触らない前提の場所が多い。気にせず触らずに見て楽しんでいた。
あちこちにヒビが見えていたり剥離しそうだったりで、触ってみたいという気分はなかった。そんな気分の中、建物は崩壊しなくても、あっさり踏んだというのは単純に衝撃的だった。
アスファルト舗装側を回って、建物裏側にあたる公開の入口側の壁面を眺めた。アスファルト舗装側の外壁は、保護のための後付部分が大きかったからか、全く撮っていない。
写真はたくさん出したものの、外観のレンガの色が不明。
いただいた資料やWeb検索では、もっとオレンジ色っぽい。日の当たり方でも大きく違いそうだが、その曇天の日に、私が見た色の写真を出せているのか、よくわからない。
さすがにこれは赤く写り過ぎと、その場で思った記憶があるものは補正したが、全体的に赤味が強く出ている気がする。補正で全体的に少し黄色味で揃えた。それでも赤い気がする。
そもそも建物の上半分・下半分でも、どことなく色味が違ったり、ムラは大きい。よくわからない。
先に見た内部では、ホワイトバランスを手動で調整した。オートでもプリセットの中からでも、合うものがなかった。外では、その設定を解除してオートにし、違和感なかったと思うが…
私の頭の中は、週末の幸せな♡いつかさん♡エラーで、いろいろと記憶が飛んだらしい。
貴重な建築公開。ありがたく思いながら満足に拝見しましたが、残ったのが曖昧な記憶でごめんなさい…
その日は、千葉公園のアップダウンで想像以上に疲労。
その後の週末で、いろいろと記憶も思考も飛んだために、どうまとめるか悩んだ。
…というか、今も悩んでいる。
今も頭の中はバグが多い気がする。あまり思考がまとまらない。ASD全開で楽しんでしまった週末の後遺症に近い感覚。
さっき、数日ぶりに弾いたエレクトーン。
大切な友だちのエレクトーンは、私の頭の働き具合、体のコントロールが効いているかのチェッカーでもある。
謎な間違い方が多くて大ウケだらけ、という結果だった。
月末までの建築公開なので、もうすぐ終了。
自信ない写真とバグだらけの人の話よりも、実際に見るのが間違いないだろう。
(うん。よくわからないけど、まとまった。…ということにする)