昨日の交流会で東大生が言ってたこと
非認知能力の重要性
昨日、ある交流会に参加してきました。そこにはトレーダーや投資家、アニメーター、近隣の方々など、年齢も10代から60代、もしかしたら70代の方まで幅広い人々が集まっていました。たくさんの方々とご飯を食べながら、いろいろな情報交換をしました。
その中で一番お話ししたのが、近隣に住む東大生の方でした。話題は旅行や本、私の仕事の話が中心でしたが、就職活動中ということで就活の話がメインになりました。その中で、彼女が卒業した高校の校長先生の話が出てきました。校長先生は、毎回の校長講話で非認知能力とメタ認知について話していたそうです。
その校長先生は、学力だけでなく、世の中で生きていくためには非認知能力が非常に重要だということを伝えたかったのだと思います。まさしく、非認知能力の本丸はメタ認知だと言っていいでしょう。校長先生はそのことを考えながら、講話をしていたのだと思います。
メタ認知という言葉を知らない人もいるかもしれませんが、簡単に言うと「認知を認知する」という意味です。メタ認知が重要なのは、例えば、職場で同じ間違いを繰り返す人がいるとします。その人はなぜ同じ間違いを犯すのかを考えることができません。つまり、自分が何度も同じミスをする人間だということを認識できていないのです。
もし、その人が自分が同じミスをすることを認知できれば、同じミスを防ぐためにメモを取る、確認をするなどの対策を打つことができます。しかしながら、同じミスを繰り返す人はこの認知ができていないため、同じミスを繰り返してしまうのです。これは『「ドラゴン桜」に学ぶ、頭がいい人ほど「言い訳」するのはなぜ?』にも詳しく説明されています。
端的に言うと、メタ認知を高めれば、だいたいの問題は解決できるということです。