決断に迷うとき
今日は久しぶりの晴天。
雲ひとつない!と思ったら、雲ふたつあった😂
大学1年生の時の授業で、おじいちゃん先生が言っていた言葉を思い出した。
人生、落ち込むことやどうしようもない時もあるが、そんな時は空を見上げれば自然とエネルギーが湧いてくる。
本当にその通りだと思った。
親や先生、先輩が言っていたことの本当の意味が最近になってだんだんとわかってきたような気がした。
話は全然変わるけど、私はこの数十年間?生きてきて、選択にすごく迷った時は2回ある。
1度目は、留学について。
20歳のとき初めて就職できて、すごく嬉しくて頑張ろうと張り切っていた、その矢先…
仕事中にボランティアの方から、招待留学の記事を教えてもらった。
見た瞬間、ビビビッ!
すぐに招待留学先のメールアドレスをメモして、仕事の帰り道(電動車椅子で片道20分)、信号待ちをしながら留学先にメールしてみた。
その日の夜には返信が来ていて、また胸が高まった。
それと同時にすごく心が苦しかったことは、就職してまだ2ヶ月ぐらいしか経っていなくて、
留学するとなると仕事を辞めなきゃいけなかったこと。
車いす生活ということもあって、せっかく就職できたのにそれを手放すことも怖かった。
なにより、笑顔で迎え入れてくれた職場の方達に申し訳なかった。
けど、行きたい気持ちは抑えられず、上司やそのまた上の方に相談したところ、
「正直、辞めれちゃうのは困るけど、留学先で学んだことを帰国してから活かしてくれればいいよ✨」
と言ってくれて、休職というかたちにしてくれた。
本当に、本当に感謝だらけです…。
自分がやりたいことと、周りに迷惑をかけちゃいけないという気持ちがぶつかりあって、
本当に本当に悩んだけれど、あの時の直感は間違っていなかった。
あの時に背中を押してくれた言葉は、
「もしも他の誰かを知らずに傷つけても、絶対ゆずれない夢が僕にはあるよ。」
槇原敬之さんの、「どんなときも」の歌詞のフレーズ。
自分でも自分の気持ちが分からないっていう時あるけど、ふと耳に入ってくる言葉や心に響いたことが、自分でも分からないと思っている本当の気持ちだったりすると思う。
その年の冬、無事に留学先から合格をいただき、翌年の夏から半年間の留学が叶いました。
2度目は、大学院進学について。
これは本当に迷った。
迷って迷って、本当に疲れた😂
私がいた学科では、わたし以外はみんな就職活動をしていた。
そもそも私が大学に進んだのは、働きたいところがあったからで、その働きたいところを受けてもし受かれば夢が叶う…
やっと夢が目の前に来てくれているのに、もっと勉強がしたかった私は大学院に進むか迷っていた。
この時は本当に自分でも自分がわからなくて、
留学を決めた時や大学進学を決めた時の過去の自分の“直感”はどこへ行ってしまったのだろうと何度も考えた。
その時に背中を押してくれた言葉は、自分で自分にかけた言葉。
「就職したとしても大学院に進んだとしても、嫌なことは必ずあるものだよ。どちらを選択しても後悔するならどっちで後悔したい??」
優柔不断な私はどっちを選んだら良いかばかり考えていたけど、
「後悔してもいいと思える方を選ぶ」
と、考えるようになったら、これまでモヤモヤしていたものが少しずつスッキリして選択できるようになってきた。
嫌なことも含めて、その道を選ぶっていう覚悟ができた。
嫌なこと辛いことがあっても、その道だからこそ得られるものがある。
「後悔しない選択」をしようとするから迷う。
だって、後悔しない道なんてないから。
後悔したら、その時にどう立て直していくかにかかってる。
20歳の頃みたいに直感だけでは動きにくくなっているけれど、
それでも、自分の本心に耳を傾けながら選択していきたいと思う今日この頃です。
金木犀の香りがしてきましたね✨
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