ももこもこもこ

高校2年生のときに大怪我(頸髄損傷)をして車いす生活に。退院して、就職、留学、大学、大…

ももこもこもこ

高校2年生のときに大怪我(頸髄損傷)をして車いす生活に。退院して、就職、留学、大学、大学院へと進むなかで感じたことや思うことを少しでも伝えられたらなと思います。社会福祉士/リハビリテーション学修士

最近の記事

決断に迷うとき

今日は久しぶりの晴天。 雲ひとつない!と思ったら、雲ふたつあった😂 大学1年生の時の授業で、おじいちゃん先生が言っていた言葉を思い出した。 人生、落ち込むことやどうしようもない時もあるが、そんな時は空を見上げれば自然とエネルギーが湧いてくる。 本当にその通りだと思った。 親や先生、先輩が言っていたことの本当の意味が最近になってだんだんとわかってきたような気がした。 話は全然変わるけど、私はこの数十年間?生きてきて、選択にすごく迷った時は2回ある。 1度目は、留学

    • やめるスイッチ

      最近、「やめるスイッチ」を育てている。 何年か前から耳にするようになった、「やる気スイッチ」。 わたしはやる気スイッチは入りやすい方だと思う。 でも、やる気スイッチが入るとなかなかオフにできなくて、突っ走り続ける。 気付いたら、お昼ご飯を食べることを忘れて水分も取らずに夜になっていて、目はギラギラ。 そのおかげで夜は眠れなくて、また朝を迎えて同じ繰り返し。 眠れたとしても、夢の中で発表の練習をしていたり、アイデアを練っていたり… そんな日々が続くと、さすがに体調

      • 贅沢な時間

        今日は朝から雨。 朝ごはんを食べて、コーヒーを飲みながら10月末に提出する報告書(多様な学生支援について)を作成している。 パソコンに向かいながら、雨の音を聞いて、すごく贅沢な時間だと感じた。 そもそも、自分にとって贅沢な時間ってどんなときだろう。 そんなことを考えながらパソコンに向かっているから、いつまで経っても報告書が完成しない。 わたしにとっての贅沢な時間はふたつある。 ひとつは、「雨の日を楽しむこと」。 雨の日って、すごく自分と向き合える天気な気がする。

        • 受け取る力

          今日は久しぶりに、去年修了した大学院のゼミに参加した。 Zoomの参加ボタンをクリック。 今日のゼミの参加者は先生や私を入れて13名。 久しぶりに会う先生や先輩、後輩さんたちのお顔を見れてとっても嬉しかった。 ゼミっていいなぁと思って皆さんのお話を聞いていたら、あっという間に終わりの時間に近づいていた。 名残惜しいなと思っていたところ、 先生から、「では、最後に、ももこもこもこさん、論文投稿に向けてどんなことをしていたかなど、少しお話していただければと思います。よ

        決断に迷うとき

          好きなことに取り組んでみた結果

          最近、Amazon で注文した大学院入試に向けた英語の本が届いて、すき間時間に読んでいる。 正確に言うと、読んでいるというより、雑誌をパラパラめくって眺めている感じ。 だから、知識として頭に入っているかはわからないけど、とりあえず楽しい。 その大学院入試のための英語の本をリビングに置いていたら… いろいろなことが起こった。 近所に住んでいるお姉ちゃんの旦那さんが遊びに来たとき、私の部屋をノックして入ってきた。 お義兄ちゃん:「ももちゃん、大学院受けるの?」 わた

          好きなことに取り組んでみた結果

          英語の勉強を始めてみようと思った理由

          今週からお盆休み。 私は大学で学生相談の仕事をしている。 レポートや卒業論文、授業の課題を一生懸命に悩みながら取り組む学生さんのサポートをしながら、なんだか羨ましいなと思うようになった。 私は大学生のとき、グループワークやディスカッション、勉強することがすごく好きで楽しかった。 でも、同級生たちには「ももは勉強ばかり〜!」、「本当に勉強好きだよね!」と言われていて、その度に、そんなことないよと否定していた。 勉強好き=真面目=つまらない と思われたくなかったのかも

          英語の勉強を始めてみようと思った理由

          先が見えなくて不安なとき

          今日の午前中、お世話になった病院の先生やリハビリの方たちに手紙を書いた。 手紙を書こうと思ったきっかけは、去年修了した大学院で書いた論文が完成し、ふと、一番大変だったときに助けてもらった先生たちに読んでもらいたいと思ったからだ。 わたしが入院していた病院は、実家から徒歩10分ほどのところにあり、そこで妹は作業療法士として働いている。(いまは育休中) その妹が、書類を提出する関係で今月病院に行くと言うので、そのときに論文と手紙を先生たちに渡してもらおうと思いついた。 論文のテ

          先が見えなくて不安なとき

          オープンにするタイミング

          車いす生活になって14年、入院生活中に思っていたことや感じていたことを誰かにあまり話してこなかったし、自分でも振り返ろうと思わなかった。 けど、このコロナ渦での自粛生活のなかで何か残しておきたいなと思うようになって、大学院のお友達にnoteを教えてもらって書いてみようと始めてみた。 ドキドキしながらこの間初めてのnoteを書いてみて、妹にも読んでもらった。 そしたら、「へぇ〜!ももちゃんってそういうこと(ネガティブなこと)考えていたんだ。」ってちょっとびっくりしていた。

          オープンにするタイミング

          入院中に考えていたこと

          高校2年生16歳の夏、トランポリンで大怪我(頸髄損傷)をして車いす生活になった。 2ヶ月の救急病棟、9ヶ月の一般病棟での入院。 つらかったと認めたくはないけれど、きっとつらかった。 私はいつも自分のことを客観的に見てしまう癖があって、入院中も自分のことをドラマの主人公みたいと思っていた。笑 人工呼吸器を使っていて、息をするのにも精一杯なのに、髪型変じゃないかなとか眉毛お手入れしてないなとか、こんな状況でお見舞い来られたら嫌だなとか考えていた。 身体が動かない分、心が

          入院中に考えていたこと