Ⅰ型アレルギーを教えてもらって教わったこと
2学期のしょっぱなは病理学。
アレルギーの勉強に入りました。
アレルギーっても、
Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ.Ⅳ.Ⅴ型まで5種類のアレルギーに分類されるんだそうです。
で、今日教わったのはⅰ型。
ワタシも長ーいお付き合いをしているアトピー性皮膚炎だとか、
気管支喘息や花粉症なんかもこの種な
んだそうです。
抗原【こうげん】といういわゆる細菌だとかウイルスだとか、
新型コロナに限らずな輩は、
食物でも飲み物でも空中にもいるっちゃいるわけで、
それを免疫【めんえき】って名前のその名の通り
疫病【えきびょう】を免れる【まぬがれる】役割をしてくれてるのが、
抗体【こうたい】なわけですね。
で、
1回外から体内に侵入する相手を抗体がやっつけると、
「アイツやばいやつだ」って記憶します。
で、
2回目やってきたときに
「お。アイツね。やばいの来たね。では」
ってチャ!っとやっつければ良いところを、
「うわー!!アイツ!!アイツだよ!!」
「なんか、入ってきた!!」
「ほら見てーー!!!ほっらーー!!」「んニャー!いるー!!!」
って大騒ぎして抗体の仲間をどんどん増やしちゃう。
その抗体たちが肥満細胞【ひまんさいぼう】って
名前の割に太ってるわけじゃない細胞とくっつくと、
ヒスタミンとかセロトニンとか、
起炎物質【きえんぶっしつ】が出過ぎちゃう。
こっちは名前の通りで、
炎症を起こすわけです。
結局、ウイルスとか細菌によって、
痒くなったり、くしゃみしたり、苦しくなったりというよりは、
IgEっ名前の抗体さんが大袈裟に過剰に反応しちゃうから、
痒くなったり、くしゃみしたり、苦しくなったりしちゃう。
ってことなんだそう。
(はほー。オレのアレルギー検査ではダニだって子供の頃に言われたけど、ダニのせいってより、ダニに過剰に反応しちゃうIgEたちによるⅠ型アレルギー体質なわけね)
ってことで理解が出来た。
(過剰ね)
(大袈裟ね)
って病理学の授業を受けながらですけど、
今のご時世とよく似てるなってハッとするんですよね。
新型コロナは怖い。
怖いのは怖い。
全然怖くない。
って言ってる人はスゲー怖いから、
やっぱり怖い。
でも、その怖さのど真ん中にいるのは、
過剰に反応する人とかグループ。
新型コロナが世に炎症を起こしてるのは間違い無いのでしょうけど、
実はそれよりも、
抗体の役割を果たしているって使命に駆られて、
過剰に大袈裟に反応しているグループが、
実は炎症を広げてる。
のじゃないかな?
って思うとⅠ型アレルギーと全く一緒じゃん。
って変にハッとしてグーって納得をしてしまう。
ワタシは45歳頃から
ある程度アトピーは治ってくれていて、
ステロイドとか免疫抑制剤とかを今は飲まなくてよくなりました。
でも、子供の頃は正直、大変な思いをしました。
ダニが悪いと言っても、
ダニのいない世界なんてないんですよね。
せいぜいダニの少ない環境にってのが答えになるんでしょうけど、
それだって簡単なことじゃなくて。
本当はそっちよりも、なんでIgEが大袈裟に過剰になっちゃうのか?
こっちが重要なんでしょうけど、
この辺が多分まだ解明はされないのでしょう。
苦しんでる人がいつかの日に解放される日が来ればと願うばりですが、
新型コロナの方の話は、
こいつもウイルスを無くすってわけにはいかなそう。
アトピーに苦しむ人が対症療によって付き合ってるみたいに、
ワクチンとか薬は出来たって、
付き合ってくための手段であって壊滅するわけじゃない。
また、
アトピーで言えばIgEがなぜ?
って不明のところは、
新型コロナの場合は、ちょっと見えて来てるような気がするんですよね。
起炎物質を過剰に分泌してしまってるところ。
視聴率が高くなければスポンサーはつかない。
つかなければ番組は終わる。
終われば伝えられない。
伝えられなければ使命を果たせない。
選挙で票を入れてもらえなければ仕事がなくなる。
なくなれば先生もただの人。
ただの人になれば選挙民の声を立法に生かすことができない。
法律が変えられなければ使命を果たせない。
難しいですけど、
どっちも「使命」の方から文章組み立てたら、
視聴者も選挙民も
きっと、
わかってくれると思うんですけど、
どうですかね?
抗原に対するIgEの適切な制御。
科学による進化の方が先なのかなぁ?
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