ふとよぎった昔の自分。
ふと何年か前に自分が思っていたことを思い出すときがある。
””会社のために頑張ろう!もっと良くなるために頑張ろう!””
高校を卒業してすぐの企業に就職したとき、自分は日々こういう気持ちで過ごしていた。自分の評価もあったが自分の力でその環境や仕組みを変えれると思っていたのかもしれない。
現にラインの副リーダーとなり、多少なりとも指示を出したり身なりや行動にはかなり気を使っていたし、仕事のことを考えることも多かった。
また、上に話が通るわけではなかったが、上とのつながりにより顔を覚えられたり、自分の頑張りはアピールできていたとは思う。
”周りが幸せになれば自分なんでどうなってもいい”
こう思っていたのもこのころだった。
仕事仲間や恋人すべての人に対して、その人が幸せになるためにと思い自分が言いたいことや、やりたいことに蓋をしていた時期だった。どこか行くときや決定権も基本的には相手に任せていたし、相手が嫌な顔をすると自分の気持ちを押し殺して会話をしていたことを覚えている。
今となちゃあ、めんどくさいから任せている。といっても過言ではないが、当時はそんな事一切なかった。相手のことを思いそれに対して向き合う...というよりは、嫌われたくなかったのかな?誰に対しても好かれていたかったし、それが本音だったのかもしれない。
”本当の自分を見失っていた”
言いたいことを言えない日々。
やりたいことをできない日々。
自分を見失い我慢し続ける日々の過去。
言いたいことを言えるってこんなに自由なんだと気付けた今。
今日も自由な日々が待っている。
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