ぎっくり腰の時は温める?冷やす?
みなさんこんにちは。かたの骨盤整体院の落合です。
本日も皆さんからよく質問されるものにつてご紹介していこうと思います。
今回は、、、
『結局のところ、ぎっくり腰は温める?それとも冷やすの?何が正しい?』
についてお伝えしていこうと思います。
それではいきましょう!
そもそもぎっくり腰ってなに?
ギックリ腰とは・・・正確には急性腰痛症(きゅうせいようつうしょう)と言います。
その名の通り、急に腰に痛みが出ることのことを指します。
ですが、それが筋肉の損傷によるものなのか、椎間板ヘルニアによるものなのか、関節周囲の痛みなのかは分からなくても、同じ痛め方をしたものを全てまとめてぎっくり腰と言われてしまうことが多いです。本来はそれぞれの症状に名前があります。
・椎間板症
・椎間関節症
・筋性の急性腰痛etc...
※お友達や、知り合いで治療院に通われている方で『整骨院でこの前ぎっくり腰って言われた!』と聞いたらそういった院は注意してください。きちんと症状の名前や状態を説明してくれない院は危険ですので注意してください。
なぜぎっくり腰になるのか?
若い人や普段から体を鍛えているアスリートでも、激しいスポーツ時にぎっくり腰になることはあります。逆に、普段と変わらない動作なのに突然ぎっくり腰が起こるのかというと、筋肉が緊張していたり疲労がたまったりしているせいです。
自分では意識していなくても筋肉疲労は毎日起こっていて、睡眠や運動、栄養で回復をしています。しかし、運動負荷や悪い姿勢の連続といった腰への負担が続くと、ある日突然キャパオーバーになるのです。
ぎっくり腰は温める?冷やす?
もし、ぎっくり腰になってしまったら、2~3日は安静を一番にしましょう。3日間(72時間)は炎症期(えんしょうき)といい、痛めた個所に炎症物質が集まっている時期なので、その期間は安静にし痛みのある動きは控えましょう。もはや冷やすよりも効果的なのは安静です。
※痛めてすぐ温めてしまうと炎症を強めてしまうので、あまりにも痛みの強い時は入浴は控えてシャワーだけにしましょう。
そして温める正しいタイミングももちろんあります。先程の炎症期3日間が過ぎ、ベッドで苦しい顔せずゆっくり寝返り動作ができるようになってきたら徐々に温めましょう。そして、少ずつ痛みのない範囲の体操も一緒にしていきましょう。
それがこちら👇
左右にゆっくり倒すように動かします。左右20回行いましょう。
☆医学的にも急性腰痛は早い段階から体操を入れるほうがその後長引かず私生活に早期に戻れるという報告がされています。
※この体操も痛みが強くなる場合は途中で止め安静を続けましょう。一番はギックリ腰になってしまったその日に来て治療するのが一番ですので、『まぁ、いつもみたいに数日経てば治るだろう』や『すぐ温めて揉んでストレッチすれば大丈夫だろう』はやめましょう。放置せずにお近くの整骨院、接骨院に行きましょう。
最後に
ぎっくり腰は突然なることがありますので日頃から体のメンテナンスはしましょう。当院では姿勢の分析・腰を支えるインナーマッスルの筋力量の検査・ぎっくり腰の予防などお伝えしています。
もし気になる方がいましたらスタッフにお声掛け、またはLINEにてお問い合わせください。
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