食べる#19 酸っぱ辛いカレーが食べたくて
2022年も始まり、1月も半分以上過ぎてしまって、ようやくnoteを開いています。
わたしにとって
・Instagramストーリーにあげる
・InstagramやFBのフィードに残す
・noteに綴る
の順で重要度と投稿するハードルが上がります。
よって、noteを書ける=心に余裕がある
という一種のバロメーターにもなっているのだと改めて感じています。
そして、振り返ってみると、去年の後半から猪肉に対する探究活動がほとんどできていないことがお分かりいただけると思います。
仕事になるか、需要があるかは関係なく、
自分がやりたくて、自分が知りたくて行う猪研究(いわば趣味、いわばヲタ活)
これがほとんどできておらんのです。
余裕の無さの表れです。
この余裕の無さは日々の料理にも表れていて、
「よし、あれ作ってみよう。もっとこうしたらより良くなるかも!?」
ここを楽しめる状態になかなかなれず、今まで作ったことのある料理に頼りがちでした(余裕がなくても日々の食事作りはやってくるわけで)
クリスマスもお正月も、誰かに作ってもらった料理に頼りきり。
おせち料理に関しては中学生~高校生の頃に一通り作ったので、気が済んだ感はあるw(夫・子どもよ、ごめん)
しかし、年末年始で一度頭をリセットし、
丁度良いタイミングでいい食材が手に入り(猪とか鹿とか)、
久々に「やってみよう!」という気持ちになりました。
新年一発目に作った料理は
猪ビンダルー
去年猪のスパイスキーマを研究する際、監修いただいたU-spiceさんから
「猪はビンダルーの方が合う気がする」
と言われて初めて知ったこのカレー
びんだるー(・・?
猪キーマの試作品をいただくために伺ったとき、ちょうど間借りカレーで出されていたのがポークビンダルーで、試作のキーマカレーの隣にちょこっと乗せてくださいました。
この時の目的が「ミンチの活用」だったので、そのままキーマのリリースを進めましたが、内心
「酸っぱくて辛い…なんじゃこりゃー!!」
ビンダルーを食べたときの衝撃は今でも覚えています。
確かに、これを猪肉でやったら絶対おいしいだろうなぁ・・・
「酸っぱ辛いカレー」は中毒性があるのか、
その後もずっと忘れられない存在に・・・(これは恋か)
年末、猪肉のモモやウデなどを中心とした赤身肉をあらかじめ一口大に切り、
・赤ワイン
・酢
・おろしにんにく
・おろししょうが
・砂糖、塩
・スパイス
に漬け込み、冷凍してストックしておきました。
お正月の帰省から自宅に戻り、食材もほぼ皆無。
でもたまねぎはある。トマト缶もある。
そんな時にあら便利!
漬け込んでいた猪肉を解凍して作ってみました。
レシピはカリー子さんのこちらを参考にし、ものの20分で完成。
わたしはカレー通でも食通でもないので、今回自分で作った猪ビンダルーでも十分美味しくいただけました。
…が、
たぶんまだたっぷり伸びしろがある。
つまり、研究すればもっともっとおいしくなるんだと思います。
今回は猪スパイスキーマで使ったスパイスを転用したし、もっとスパイスの調合にこだわると違うのかも。。
個人的に、ビネガーに漬け込んだ猪赤身肉の食感がとても面白かったので、ここは研究しがいがあると感じます(タンパク質の変性かなぁ)
というわけで、今年は猪ビンダルーを研究していきたいと思います!
(高らかに宣言!)
カレーとスパイスとジビエに詳しい人、またいろいろ教えてください^^
今年もいっぱいバタバタし、既にいろんなポンコツぶりを発揮しておりますが、
「知りたい!作りたい!食べたい!!」
を忘れずに楽しんで料理したいと思います。
今年もよろしくお願いします!!