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【草花】ヤマノイモ、自然薯[生薬:山薬(サンヤク) ]

Wikipedia> https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヤマノイモ


【薬用】
  皮をむいて天日乾燥した担根体(根茎)は、野山薬(のさんやく)または土山薬(どさんやく)と称され、生薬になる。山薬(さんやく)は本来は中国原産で栽培されるナガイモ(通称:トロロイモ)の漢名であるが、ヤマノイモまたはナガイモの担根体を生薬にしたものもこう呼ばれており、栽培種も同様に用いられる。これは日本薬局方に収録されており、滋養強壮、止瀉、止渇作用があり、腸炎による下痢止め、夜尿症、頻尿、寝汗、咳、喘息、腰痛に効用があるといわれており、薬効はナガイモ(山薬)も同じである。八味地黄丸(はちみじおうがん)、六味丸(ろくみがん)などの漢方方剤に使われる。生薬にする根茎は、秋にヤマノイモの葉が黄変してから冬季にかけて根茎を掘り採って、頭の部分を切り取って水洗いし、竹べらで皮を剥ぎ取って、長さ10センチメートルくらいに切り、天日で乾燥して調整される。

【類似している植物】
  高知県では2006年(平成18年)に、静岡県では2007年(平成19年)に、ユリ科の鑑賞用植物のグロリオサの球根をヤマイモと間違えて食べ、死亡する事故が起こっている。 ユリ科の鑑賞用植物のグロリオサは、葉の形は似ていないが、球根の形状が似ているのが特徴である。
〜[上記wikipediaより抜粋]

【参考】【草花】【自然毒プロファイル】グロリオサ


 
 
【熊本大学薬学部・薬草園】【植物データベース】
ヤマノイモ科
Dioscoreaceae
ヤマノイモ
Dioscorea japonica Thunb.
別名
ジネンジョ,ヤマイモ
  https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003440.php


【薬効と用途】
  健胃,滋養強壮作用があり,胃腸虚弱や下痢,中年以後の足腰の弱り,倦怠感,頻尿,夜尿,精力減退などに用いる.糖尿病の体質改善にもよい.漢方処方では八味地黄丸,六味地黄丸,啓脾湯などに配合される.焼酎漬け,むかごも滋養強壮作用がある.
  食用として粘り気を楽しむほか,かるかんなどの菓子原料にもなる.別種のナガイモ(P. polystachya)は本種に比べ茎が紫に色づき,葉が丸みを帯び,上部が張り出す.
〜[上記「植物データベース」より抜粋]


 【日本漢方生薬製剤協会】サンヤク (山薬)
 https://www.nikkankyo.org/seihin/shouyaku/07.htm


【野菜ナビ】やまのいも
https://www.yasainavi.com/zukan/yamanoimo.htm



【やまむファーム】
【ヤマイモ(山芋・長芋・自然薯)の栽培方法・育て方のコツ】
 https://ymmfarm.com/cultivation/veg/yam


【特産種苗】やまのいも
【特集】〈やまのいも種苗の生産・供給〉2019.10
[PDF資料・54ページ]
https://www.tokusanshubyo.or.jp/jouhoushi/tokusanshubyo-29.pdf
 
 上記PDF資料内の一部・カラー版
【ヤマイモ類の生態特性と栽培技術等について】
【秋田県立大学 生物資源科学部 准教授 吉田康徳】
 http://www.jsapa.or.jp/pdf/seminer/h28yoshida.pdf


 
 
【cookpad】レシピ:山薬
 https://cookpad.com/search/山薬

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