鳥取大学地域学部・佐々木研究室ではこれまで、鳥取における映画文化や自主上映文化についての調査研究を行ってきました。
今回の映像講座では、ジョナス・メカスの代表作『リトアニアへの旅の追憶』(1972)の上映を行い、16ミリフィルムの映写を生で体験する場を設けると共に、1970〜80年代の関西で行われていた自主上映の研究を行う田中晋平氏(神戸映画資料館研究員)をお招きしての講演を実施し、今後さらに調査研究を進めていくための手がかりを得る機会にしたいと思います。
一般参加も可能ですので、映画文化やフィルムの映写に関心のある方はぜひお越しください。
企画概要
◉上映作品
ジョナス・メカス『リトアニアへの旅の追憶』(87分、1972年)※日本語字幕なし
「日記映画」と呼ばれるジャンルの開拓者であり、また精力的な執筆活動や「アンソロジー・フィルム・アーカイヴズ」の設立など非商業的な実験映画・インディペンデント映画の擁護者としての顔も持つ映画作家、ジョナス・メカスの代表作。ナチスの迫害から逃れて亡命したアメリカ・ブルックリンでの生活、27年ぶりに帰郷したリトアニアの風景や家族との再会が、自ら手にした16ミリカメラで日記的に綴られていく。
『リトアニアへの旅の追憶』の予告編はこちら!
◉当日のタイムスケジュール
◉講師プロフィール
関連イベント
本映像講座の企画者の1人である、木原未稀さんの上映会が2つ予定されています。1つは、2月18日(日)にポレポレ坐にて開催される「原將人のライブ上映を撮る――『投影』」。
そして、もう1つの上映会は、3月10日(日)にパレットとっとり市民交流ホールにて開催される「『Claraさんのはりこ』上映会」です。
お近くにお住まいの方、ご都合の宜しい方、ぜひお気軽にお越しください!