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Film Project4:日本の「自主上映」文化研究──ジョナス・メカス『リトアニアへの旅の追憶』上映会と田中晋平氏による講演

鳥取大学地域学部・佐々木研究室ではこれまで、鳥取における映画文化や自主上映文化についての調査研究を行ってきました。

今回の映像講座では、ジョナス・メカスの代表作『リトアニアへの旅の追憶』(1972)の上映を行い、16ミリフィルムの映写を生で体験する場を設けると共に、1970〜80年代の関西で行われていた自主上映の研究を行う田中晋平氏(神戸映画資料館研究員)をお招きしての講演を実施し、今後さらに調査研究を進めていくための手がかりを得る機会にしたいと思います。
一般参加も可能ですので、映画文化フィルムの映写に関心のある方はぜひお越しください。

提供:メカス日本日記の会

映像講座「日本の「自主上映」文化研究
──ジョナス・メカス『リトアニアへの旅の追憶』上映会と田中晋平氏による講演


日時|2024年2月21日(水)15:00〜
場所|鳥取大学地域学部棟2階アートプラザ
参加費|無料
講師|田中晋平(神戸映画資料館研究員)、佐々木友輔(映像作家)
上映作品|ジョナス・メカス『リトアニアへの旅の追憶』(87分、1972年)
16ミリフィルム上映(※日本語字幕なし)
映写|中国16ミリ映画社(山陰映画センター)
協力|メカス日本日記の会、田中範子(神戸映画資料館)、井戸沼紀美
企画|鳥取大学地域学部・佐々木研究室(佐々木友輔・杵島和泉・木原未稀)
助成|鳥取大学 令和5年度アートシェアリングによるウェルビーイング実現プログラム
問い合わせ|sasakiyusuke@tottori-u.ac.jp(佐々木)


企画概要

◉上映作品

ジョナス・メカスリトアニアへの旅の追憶』(87分、1972年)※日本語字幕なし

提供:メカス日本日記の会

日記映画」と呼ばれるジャンルの開拓者であり、また精力的な執筆活動や「アンソロジー・フィルム・アーカイヴズ」の設立など非商業的な実験映画・インディペンデント映画の擁護者としての顔も持つ映画作家、ジョナス・メカスの代表作。ナチスの迫害から逃れて亡命したアメリカ・ブルックリンでの生活、27年ぶりに帰郷したリトアニアの風景や家族との再会が、自ら手にした16ミリカメラで日記的に綴られていく。

リトアニアへの旅の追憶』の予告編はこちら!

◉当日のタイムスケジュール

・14:30-15:00|開場(鳥取大学地域学部棟2階 アートプラザ)
・15:00-16:30|『リトアニアへの旅の追憶』上映(87分)
・16:30-17:00|作品解説(佐々木友輔)
・17:00-17:30|休憩・移動(同じ棟の別会場に移動予定)
・17:30-18:30|田中晋平氏による講演「日本の「自主上映」文化研究」

◉講師プロフィール

田中晋平(たなか・しんぺい)
1981年⾹川県⽣まれ。神⼾映画資料館研究員。専⾨は映像学・美学。共著に『神⼾と映画―映画館と観客の記憶―』神⼾新聞総合出版センター、2019年など。論⽂に「《プラネット映画資料図書館》の上映活動ー1975〜1988年まで」『映像学』第109号、「1970年代後半の関⻄における⾃主上映について」『藝術』第40号など。

佐々木友輔(ささき・ゆうすけ)
1985年兵庫県神戸市生まれ。映像作家・企画者。鳥取大学地域学部准教授。映画・ドキュメンタリー制作を中心に、執筆・出版、展覧会企画など領域を横断した活動を続けている。近年の主な上映に、福島映像祭2020、第13回恵比寿映像祭、第50回ロッテルダム国際映画祭、第20回リスボン国際ドキュメンタリー映画祭、Experimental film culture vol.5 in Japan ~ポレポレオルタナティブ~など。


関連イベント

本映像講座の企画者の1人である、木原未稀さんの上映会が2つ予定されています。1つは、2月18日(日)ポレポレ坐にて開催される「原將人のライブ上映を撮る――『投影』」。

そして、もう1つの上映会は、3月10日(日)パレットとっとり市民交流ホールにて開催される「『Claraさんのはりこ』上映会」です。
お近くにお住まいの方、ご都合の宜しい方、ぜひお気軽にお越しください!


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