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【計画編#3】ビジネスモデル設計:収益を生み出す仕組みを作る
こんにちは!1年後起業する人です!
「0から始める1人起業」シリーズの第8回へようこそ。
前回の記事では、1人起業に必要な最低限の事業計画書 を作成しましたね。
今回は、その計画をさらに深め、「ビジネスモデル」=収益を生み出す仕組み を作っていきます。
1人起業では、「とにかく良い商品を作れば売れる」と考えがちですが、
✅ どのように売るのか?
✅ どのように継続的な収益を得るのか?
を決めておかないと、思うように稼げず、行き詰まってしまいます。
この記事では、1人起業でも実践できるシンプルなビジネスモデルの設計方法 を紹介します。
「収益の流れ」を理解することで、安定したビジネスを作るための一歩を踏み出しましょう!
1. ビジネスモデルとは?
ビジネスモデルとは、「誰に、何を、どのように提供し、どう収益を得るのか」 を明確にすることです。
例えば、あなたがフリーランスのデザイナー だとしたら、以下のような選択肢があります。
収益の仕組みと具体例
① 単発販売型:1件10万円のホームページ制作
② 継続課金型:毎月5,000円でWeb保守サービス
③ コミュニティ型:月額1,500円のデザイン講座
④ 広告・紹介型:自分のブログで広告収入を得る
このように、「どんな形で収益を生み出すのか?」を考えることが、ビジネスモデル設計の第一歩 です。
2. ビジネスモデルの基本パターン
1人起業で取り入れやすいビジネスモデルは、大きく分けて5つ あります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
① 単発販売型(商品・サービスの売り切り)
✔ 1回ごとの取引で収益を得る
✔ 販売するごとに新規顧客が必要
例
Webデザイナー → 1件ごとのHP制作(10万円/件)
ライター → 記事1本あたりの料金で収益化(1本1万円)
ハンドメイド作家 → 作品を販売(1点5,000円)
・向いている人 「スキルや商品を持っていて、一度の取引でまとまった収益を得たい人」
② 継続課金型(サブスクリプションモデル)
✔ 毎月の安定した収益を得られる
✔ 長期的な関係を築きやすい
例
Webデザイナー → 毎月5,000円でサイト管理サポート
コーチ・コンサル → 月額制のオンラインサポート(1万円/月)
オンラインスクール → 月額1,500円で動画講座を提供
・向いている人 「長期的な収益の安定化を目指し、サポートやコンテンツ提供ができる人」
③ コミュニティ型(オンラインサロン・会員制)
✔ 会員制で、参加者同士の交流を価値にする
✔ コンテンツ提供だけでなく、双方向の関係性が生まれる
例
デザイン学習サロン → 月額2,000円でデザインノウハウを共有
ビジネスサロン → 起業初心者向けの交流コミュニティ(3,000円/月)
・向いている人「人とのつながりを作り、長期的に価値を提供できる人」
④ 広告・紹介型(アフィリエイト・広告収入)
✔ 自分の商品がなくても収益化できる
✔ ブログ・SNSなどのメディア運営が必要
例
ブログで収益化 → アフィリエイト広告を掲載
YouTubeで収益化 → チャンネル登録を増やして広告収入
・向いている人 「情報発信が得意で、長期的にコンテンツを作れる人」
⑤ ハイブリッド型(複数の収益モデルを組み合わせる)
✔ 1つの収益源だけに依存しない
✔ 安定性が高まる
例
「単発のWeb制作」+「月額のサイト管理サポート」
「ハンドメイド作品の販売」+「オンライン講座」
「ブログの広告収入」+「コンサルサービス」
・向いている人 「収益のリスクを分散させたい人」
3. どのビジネスモデルを選ぶべきか?
最適なビジネスモデルを決める3つの質問
以下の質問に答えることで、あなたに合った収益モデルが見えてきます。
「単発収益 or 継続収益、どちらが向いている?」
→ 短期間で大きな売上を狙うなら単発型、長期的に安定収益を狙うなら継続課金型「今のスキルで始められるか?」
→ すぐにできるものからスタートし、成長しながら拡張する「複数の収益源を持てるか?」
→ いきなりハイブリッド型にするのは大変なので、1つ軸を作ってから広げる
4. 行動タスク:あなたのビジネスモデルを決めよう
目的
収益の流れを明確にし、安定したビジネスの仕組みを作る第一歩を踏み出す。
方法
自分のビジネスで使えそうな収益モデルを2つ選ぶ
(例:「単発販売型」と「サブスク型」など)選んだモデルで、具体的なサービス内容を決める
(例:「1件10万円のWeb制作+月5,000円のサイト管理」)30分以内にシンプルな「収益の流れ」を紙に書き出す
(例:「SNSで集客 → 問い合わせ → サービス提供 → 継続プランの提案」)
5. 次のステップへ
ここまでで、「収益を生み出す仕組み」を設計することができました。
次回の記事では、さらに「ターゲット顧客を絞る」ことで、ビジネスを強くする方法を解説します。
収益モデルが決まれば、ビジネスの軸ができ、次の行動がより明確になります。
今日決めたモデルをベースに、まずは1つ動き出してみましょう!