
家族…みたいなもんだよね?【企画参加】
「どんだけ一緒にキミといると思ってるんだよ〜〜〜」とこぼしたわたしに、彼がいつもより少し落ち着いた声で、「1年と半年ちょっとだよ」とつぶやいた。
錯覚しそうになるが、わたしたちは決して家族ではないし、長い間を一緒に過ごしているわけではない。
彼の性格をこんなにも熟知しているのも、一緒にいて心地よいのも、家族みたいなものだから、と思っていた。
家族みたいなものだから?
たった1年と半年ちょっとで、何がわかるというのだろう。
そう言われたら、きっとわたしは答えられない。
でも、言葉にできなかったとしても、この関係が心地よいことには変わりないし、彼の性質もわたしの知識として日々更新されていっている。
わたしに似て飽き性なところ。やらずに無理だということが嫌いなところ。
なのに行動力は弱くて、わたしにおしり叩かれないとなかなか行動できないところ。
からあげやマックが食べたいと言ったら、満面の笑みでうなずいてくれるところ。
映画を見る予定だったけど、やっぱりゴロゴロしたーいと言ったら、「実は俺も…」と恥ずかしそうに打ち明けてくれるところ。
寝起きでくちゃくちゃでも、トドのように寝っ転がっていても、どんなときでも可愛いと言ってくれるところ。
喧嘩しても、真っ先に解決しようとしてくれるところ。
そして、わたしの行動力が、尊敬できると言ってくれるところ。
わたしの夢を、最前列で応援してくれるところ。
わたしの全てを認めてくれる、そんなキミが大好きなんだ。
いつかキミと、ほんとうの家族になれますように。
同じご飯を食べて、同じおふとんに入って眠る日々が、少しでも長く続きますように。
いつもありがとう。
わたしを見つけてくれてありがとう。
わたしを選んでくれてありがとう。
ほんとうにほんとうに大好きです。
❆ ❆ ❆
家族ではないけれど、家族みたいに大好きな人に向けて書きました。
彼とは付き合いはじめて3ヶ月ほどで、わたしの病気が悪化した時に一緒に住み始めました。
それからまだ少ししか経っていませんが、大した喧嘩もせず、家族以上に落ち着いて一緒に暮らすことができています。
彼も同様に、実家にいた時よりもストレスないと言ってくれています。
彼の慎重なところや、わたしが立ち止まった時にお兄さんなりのアドバイスをくれるところには、本当に感謝していますし尊敬しています。
なかなか頑固でひねくれ者で、クセあり事故物件なのにも関わらず、わたしと交際してくれていることが今でも信じられません…。笑
これからもなかよく暮らせたらな、という思いと、ほんとうの家族になれたらいいね、という願いを込めて。
彼がわたしと出会って変われたと言ってくれたように、わたしも彼を見て成長することを忘れないようにしたいと思います!!!!
2回目の参加になりましたが、江村恵子さんの「#大好きな家族」という企画に参加させていただきました!ありがとうございます🥰
❆ ❆ ❆
おまけ
先日変更したアイコンですが、実はこれ、彼が描いてくれたものです。
noteフェスの公式レポーターに任命されたと伝えた時に、不安でモヤモヤしているわたしへ、自信になるようにと筆を取ってくれました。
来る日も来る日もipadとにらめっこし、たくさんのイラストの描き方の本も買い、自分なりに研究して仕上げてくれた、大切な一枚です。
わたしのイメージを、見事に具現化してくれたこのアイコン。
しっかりと、希望の花が携えられています。
彼と共に、noteというキャンパスに、言葉を描いていきたいと思います。
創作の街を彩るような、そんな言葉を。