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飽き性のわたしが偏愛するもの、それは…。【#3000字に込めた偏愛】

わたしは、はっきり言って飽き性です。だから、偏愛という言葉を聞くと、首をひねり頭をひねり、ぐるぐるまきになってしまったので、この企画を拝見した時はわたしには書けないと思いました。

ですが、筆を取った理由……。それは、今、わたしが書かずしてはいられないものがあったからです。


それは、メダカたちのこと
母性本能なのかなんなのか、スキが大爆発しております。


金魚やヤマトヌマエビではだめ。でも、メダカとミナミヌマエビ・ビーシュリンプだからスキ
偏った愛、ということではないでしょうか。


偏愛:かたよって愛すること。特定の人や物事を特別に愛すること。また、その愛。

出典元:コトバンク


それでは、わたしが偏愛するアクアリウムの世界へご招待したいと思います。


そもそも、エビなんて飼う予定じゃなかった

そもそも、エビなんて飼う予定じゃありませんでした。
水の生きものは飼うのが大変と聞きますし、小学生の時に金魚すくいで持ち帰った金魚は、ことごとくお空に還っていきました。


でも、彼は長年金魚を飼っていて、実家を離れる時に泣く泣く金魚を近所のペットショップに引き取ってもらったとのこと。
金魚ロスがすごくて、Instagramで金魚を見てはため息をついていました。


金魚にはトラウマがあったので、飼いやすい水の生き物で検索すると、なんとエビがヒットしたのです。

エビなら小さいし可愛いかも…と思いましたが、彼はエビが大の苦手。
ダメ元でエビを打診してみると……なんとOKが出ました!!

どうやら、金魚と一緒に飼っていたことがあるそうで、小型のエビならなんとか大丈夫だそう。


かくして、わたしたちのアクアリウムライフが、始まることになりました。


*エビを飼うことになった話はこちら↓


素晴らしきエビリデイ!!!

選んだエビはなんと、ミナミヌマエビ。
あの、金魚とかの水槽の下の方にいる、地味ーなエビです。

一般的なカラフルなエビ(チェリーシュリンプなど)は、飼いにくいとされているので、ある程度丈夫なエビを選びました。

やぁ!!
(ピンぼけだけど稚エビを見て)


まぁ今考えると、最初はぞっとする環境で飼っていたのですが…。
(エアレーションなし、フィルターなし😱)

アクアリウムショップで手に入れたのは3匹。すぐ☆になってしまいましたが…。

それから水槽を替え、フィルターも何度も替えました。

きちんとエアレーションをすること。フィルターで水をろ過すること。

たくさん産まれた稚エビが消えるのは、フィルターに吸い込まれることと隔離していないことが原因だったこともわかり、だんだんと飼育方法がわかってきました。(実は砂が合ってなかったとかね)


カラーシュリンプに挑戦したことも。(水槽汚い)


水槽の立ち上げやレイアウトも試行錯誤を重ね、水合わせなども考慮しながら水質が安定するまで、およそ半年程度はかかったのではないかと思います。

飼育が慣れてきたな〜と思ったのは、ほんとに1年後とか、そんなぐらいです😂それでもまだまだよくわからんことだらけですが🥲

エビに投資した金額は本当に数えたくありません😂


どかん導入時は大人気だったなぁ。


*エビ奮闘記はこちら↓


しぶしぶメダカも飼うことに……。

そんなこんなで、メンバーの入れ替わりの激しいエビ水槽でしたが、アクアリウムショップに行くたびに彼が立ち止まるのは金魚の水槽。

金魚はにおいとギョロ目が苦手なので、どうしても魚が飼いたいのなら、とメダカを打診してみました。


すると、「ほんとにいいの?!?!?」とものすごい食いつきを見せたので、お世話をおまかせするという約束でメダカを連れて帰ることに。


3匹来たよ!

仲間入りしたのは、3匹の白メダカ。青メダカとも迷いましたが、体格が良く、強そうだったので選びました。(事実1匹は異常に強かった)

日本メダカの改良種(というか突然変異で生まれた)である白メダカは、初心者でも飼いやすい個体です。白い個体がすーーーっと泳いでいく姿は、心が癒やされますよ☺️


はじめてメダカを飼うのでドキドキでしたが、3匹入れた中、2匹は割と早めにお空に旅立ってしまいました……。


メダカは難しいんだなぁ〜〜と思って、程よく放置していた生き残りの白メダカは、激しい引っ越しや水質変化にも耐え抜いた功績を讃えて、アンダインと名付けられました。(UNDERTALEのアンダインから)

オスがいなくてもブリブリ卵を産むし、ほんとに変わった子です。強い子です。

雑に扱ってごめんね。生きてくれてありがとう。


 *白メダカが来た時の話はこちら↓


メダカマジLOVE5000%!!!!!

水合わせ中…まずは水温から合わせます。

最近仲間入りしたのは、黒豆メダカ。
新しい品種のメダカだそうで、調べてもあんまり出てきません…。

オロチメダカ黒揚羽メダカをミックスさせた改良種!
体格が良く、黒さも漆黒と、両方のメダカの良さを引き継いでいます。

優雅に泳ぐヒレが、金魚さながらで美しいです🥰
メダカにまつわる本も、先日購入してしまいました🤣
金魚のように、たくさんの種類があるので、いろんな子をお迎えしたくなってしまいます😂


そして、いつも引っ付いて泳いでてかわいいんだなぁ。(アンダインは追いかけ回すので隔離です)


また、同居人(同居エビ?)には、ルリーシュリンプをチョイス。
シュリンプの中では飼いやすいとされており、かわいいと彼がゴリ押しだったので連れて帰りました。

コケ取り目的ではなく、観賞用のエビを飼うので、わたしたちもドキドキ。
ルリーシュリンプは、一般的な観賞用エビと言われているチェリーシュリンプの改良種なので、改良種だらけの水槽になってしまいました😂

鮮やかなツートンカラーがかわいい!!


今では、メダカの卵がかえったので、日々子育てに奮闘しています!!!!
コメダカの影響で母性本能が爆発したのでしょうか?日々、水槽の彼らが愛おしくてたまりません😍

早く大きめの水槽に移そうと思います💦(早くも飼育方法間違えた)


*黒豆メダカとルリーシュリンプが来た時の話はこちら↓


おわりに

最終形態となった我が家の水槽。

アクアリウムを趣味にすることは、楽しいことばかりではなく、もちろん辛いこともたくさんありました。

水合わせがうまくいかなかったこと。水が真っ白に濁ってしまったこと。メダカがエビをいじめるようになってしまったこと。せっかく繁殖がうまくいったのに、消えてしまった小さな命のこと。
何度も引っ越しをすることになり、ストレスを与えてしまったことも。


何度も命を台無しにしてしまうことがありました。
その度に、何度もアクアリウムをやめようと思いました。


それでも、わたしがアクアリウムを続ける理由。
それは、まぎれもなく、メダカやエビたちが可愛いからです。


わたしたちの家にある小さな生態系は、わたしたちに日々学びや癒やしをくれます。
毎日が実験、毎日が発見です。


もふもふした大きなおともだちが来る日は、もう少し先の話だけれど。
わたしたちは、アクアリウムライフを満喫したいと思います。


【企画元紹介】

今回は、こちらの企画に参加しています。

素敵なお題をありがとうございます。オタク気質なわたしですが、今はどうしてもこれ、といったものがなく、正直参加しないと思っていました。
ですが、偏愛について考え、語る機会をくださり、ありがとうございました。
ゲームではなく、メダカたちのことを書けてよかったです。

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