医療職を救いたい3つの理由とは??
理学療法士になるまでの私
埼玉県熊谷市(熱いぞ熊谷)で吉野家の4人兄弟の3男として吉野結生(よしの ゆうき)が生れる。末っ子であり人が好きで甘えん坊な性格。小学5年生でバスケットを始める。
小学6年生の頃、重度の鉄欠乏性貧血の診断を受け、Drから3か月の運動中止の指示を受ける。貧血からカラダが動かないことでココロの力も出ないという悔しさを知る。
15歳 路上ライブで人前で表現する楽しさを知る。人が感動してくれることに喜びを感じる始める。
18歳 理学療法士の道へ。教師の母がココロもカラダも弱り、ストレスから嗚咽をする毎日を見る中で母のカラダを楽にさせてあげたい想いを抱き理学療法士の道へいくことを決意する。
21歳 実習にて担当患者との関係性が実習1週間で壊れる。人に寄り添う大切さを知り、最後には『あなたで良かった』と担当患者から貰える関係性が作れたことで、理学療法士の楽しさを知り、この道に進もうと決意が固まる。
22歳 新人理学療法士になる。脳卒中の専門病院、地域包括・回復期・介護分野の総合病院、整形外科クリニックを経験し患者や同僚に寄り添い、ココロのモチベーションアップに興味を抱き関わるようになる。
28歳 母親との突然の別れ
28歳で長女が生まれ、生後3ヵ月で義理の母がクモ膜下出血で突然亡くなる。
亡くなる一週間前に母は
「頭が痛い」「頭痛がひどい」と訴え
妻と電話で話をしていた。
「一週間後に体を診ますね!」って私とも約束をした。
まさか、
こんなにも急に最後の別れになるとは。。。。。
身体症状は明らかに出現していた。
しかし
CTもMRIも取ったが検査に引っかからなかったのだ。。。
何故あの時もっと早く母のカラダを診てあげれなかったのだろうか?
何故、医療職として気づけなかったのか?
何故、背負っている重荷をカラダを通して楽にさせてあげられなかったのか?
一生の後悔である。
母の死をきっかけに予防の大切さ本当の意味で知ることになる。
そして、
人の死は『まさか』ってタイミングで訪れるということを学ぶ。
病気の診断を受けていなくても
検査で引っかからなくても
母のように
頭痛や肩こり、腰痛、便秘、メンタル不調、不眠などで
困っている人はたくさんいる。
そんな人を、病気になる前に
『カラダとココロに気づきを与え、変わるきっかけを与えたい』
と強く思うようになる。
30歳 自信が持てず 初めて人間関係で悩んだ
理学療法士としての仕事もプライベートも順調。30歳で中規模のリハビリ病院の副主任となった。
その頃からだ。初めて病院へ行きたくない!!と感じ始めたのわ。
そして、多くの不調が現れるようになる。
副主任として現場のリーダーを任される中、こんなことを思うようになった。
管理職として、
・「パソコンが苦手だ。エクセルが出来ない。売り上げの数字管理も出来ないなんて情けない。。」
・同時期に管理職となったOTと比べ、先輩と自分を比較し、「なんで俺は、あいつみたいに細かなところに目が行き届かないんだろうか。。」
・「後輩は俺のことをどう思っているんだろうか?。。」「俺より後輩の方が仕事が出来るのに。。。」
こんな身体症状も現れはじめた
・寝ても疲れが全く取れず、肩こり、頭痛が凄い
・食事が喉を通らず、昼ご飯を残すようになる
・病院での食堂にて、他人の目線や、常に声が気になりココロがソワソワする
・鼻血が良く出る
自分の足りないことに目を向け、他人と比べ自分の愚かさと戦えば戦うほど、精神的に孤独になり自分を追い詰め、カラダもココロも満たされず疲れ切ってしまった。
しかし、
少しづつ管理業務にも慣れ、苦手なことにもチャレンジする行動を続けた。
そんな時から
ココロのソワソワ感から少しずつ抜け出せていった。
今振り返ると、乗り換えられた2つの理由があった。
それは、①出来ることからチャレンジする ②今出来ることで貢献する
ポイントは、『今出来ることにフォーカスする』ということだった。
35歳 医療職の不調が多い現実を知る
訪問看護ステーションに勤務する中で、看護師やセラピストの不調が多いことに気づく。
スタッフの少ない訪問看護ステでーションでは、夜間の緊急コール対応、多職種との情報連携の難しさや短い時間内での書類業務に追われる。また、患者や家族との人間関係の構築や同僚間の関係性の希薄さから本音が言えず、ココロの安心環境が確保されないことでストレスを抱えてしまうスタッフも多い。
その為、例えば
・頭痛や腰痛がある中、痛み止めを3時間おきに内服し痛みを無理やりに抑え多量のチョコを食べ患者の笑顔の為にと頑張る看護師がいる。
・緊急コールからの睡眠不足や生活習慣の乱れから不調が続き、何をやったら抜け出せるのか?薬を飲んでも一時的に症状がとれるだけで効果がない。悩み続けながら、働くお母さん看護師もいる。
すごく熱心で、真面目で、患者思いで、自分のことより人の笑顔の為に、他人優先で不調を抱えていても、頭痛薬、安定剤、下剤薬などを内服し命をすり減らしながら頑張っている看護師さんがいることを知って欲しい。
私は、同僚を
同じように苦しんでいる日本中の医療職を救いたい!!!と本気で思う。
終わり
私は、歩んできた人生の中で何を果たすでき人なのか?
と、自分に問うた時に
『不調で悩んでいる医療職の、ココロとカラダに気づきを与え、人生を変革していく応援者で在りたい』
私が関わることで結果的に
ココロとカラダの余裕を生まれ、夫婦や子供とも関係性が良くなったり。悩んでいる人に対して寄り添い、他者を認めようとする人を増やしていきたい。
と、心の底から思うのである。
だって
私がココロとカラダの不調に苦しみ、他者から認められたいと苦しんできた、その一人だから。
そして
現場で、本当に悩んでいる姿を隣で見てきたからである。
長文お読み頂きありがとうございます。
お読み頂いた方々の人生が良き方向へ向かうきっかけになれれば幸いです
ワンステップ代表 吉野結生
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