傾斜50度くらいから読む日本史
史実に基づいた内容をコミカルに表現
歴史上の偉人たちの「すごい」ところと、「やばい」ところがコミカルにわかりやすく書かれています。
人物の相関図や、簡単な年号なども記載があり、イメージが湧きやすいためか、一気に読んでしまうくらい面白いです。
もちろん、参考書ではないので、歴史書と思って読むと内容が薄いという印象を受け物足りないかもしれませんが、そもそも本書は歴史を楽しく感じるための趣味本に近いと思います。
ある程度歴史を知っている方が読まれても、「あ、そんなこともあったんだ」とクスッと笑っちゃうネタも満載です。
ただし、偉人に尊敬の念を抱いていたり、受験などの本気で勉強をしている方には、抵抗があるかもしれません。
歴史上の人物をいじっているようなタッチで書かれているところもあるからです。
とはいえ、歴史を漫才やコント的に楽しむには、ここまで面白く書かれているのは類を見ません。
歴史を勉強中で飽きている方や、もう一度歴史にライトに触れようと考えている方には、オススメの一冊です。
ちなみに僕は終始微笑みが絶えず、小さな感動をところどころ感じながら楽しませていただきました。
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