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簡単栗剥きの方法から簡単煙突掃除の方法まで 非電化工房住み込み弟子の記録 9/24-10/1

非電化工房は、もう秋と冬の境目になりました。今週の自給自足修行は、たくさん実った栗の剥き方を教えてもらったり、肌寒い季節になってきたので薪ストーブの煙突掃除をしました。
他にも、多様なことを学びました!ご覧あれ〜


栗剥き

非電化工房には大きな栗の木があって、どんどん落ちています。いっぺんにかき集めていても、すぐ頭に落ちてくる…。そこを通る時は、いつも拾うようにしています。たまに大きさを競い合います(笑)。
たくさん栗が取れるわけですが、剥くのが大変ですよね。包丁なんかでやると時間かかるし怪我して大変。
栗剥き道具を使ってやります。栗の底を挟んで、尖った先っぽに向かって剥いでいけば、いい感じに取れますよ。

栗剥き道具

栗剥き道具は、ハサミのような形状ですが、ちょん切らないようになっています。スキマが空いているのですね。皮が切れません。
刃の片側にギザギザがあるので、表面に引っかけながら皮の厚みを調整してください。

二色塗り

皮を剥いだあとは、肌に色を塗ります。
二色のペンキ塗りをしました。手回し式コンポストの足部分です。

手回し式コンポスト。
ペール缶の中に黒くてふわふわの土と生ごみを入れ、日差しがあたるところに出しておきます。1日十回回せば、一週間で堆肥になります。空気を取り込んでいますので、匂わず細かいものができます。好気性発酵のため、メタンガスは発生しません。

二色塗るのに、綺麗に切り分けて塗ります。別の色を塗る方に養生テープを貼り、ついてしまうのを防ぎます。

養生テープは、塗り箇所を防ぐためだけでなく、材料に印をつける時にも使います

後で剥がせるよう、端っこを三角折にしておくと楽です。

間引き

要を果たした緑のテープは取ります。畑でも、緑を取り除きました。間引きです。

小松菜の間引き前
小松菜の間引き後 左の列だけ。

間引きは、一度に一本にするようなことはしません(少なくともわっさわっさ生える野菜は)。半分ずつやります。葉と葉が重ならないようだったり、栄養の取り合いにならないようにです。

斜面刈り払い

緑をもっと取りました。斜面の草の刈り取りです。

斜面を横切るように刈るのは危ないです。バランスが崩れます。
上に向かって斜め右を向く姿勢になり、腰で支えながら進んでいきます。

運搬

刈った草が大量のときは、軽トラに積んで、積み場に持っていきます。

積むのがやりやすいよう、軽トラの荷台の後ろを開けておきます。運ぶ通路です。

高所設置

他に運ぶことで学んだのは、非電化工房の太陽熱温水器を設置したことです。3mぐらいの高さのところに持っていきました。太陽に当てるためです。

太陽熱温水器。
ペットボトルに水を溜め、太陽の熱で温める。太陽の高度は、春分・秋分、冬至、夏至で変わるので、合わせて温水器も角度を変えます。温めたお湯は、お風呂で使う予定です。

最初は外側から紐で引っ張って持ち上げようとしたのですが、かなり重いので、ここは安全策。二つに分解して、階段で持っていき、その場で組み立て直しました。

取手差し込み

組み立てたことで言えば、先ほどのコンポストの取手も組み立てました。

木材でできた取手に、アルミをメッキ加工としたフリンジを取り付けます。
フリンジに一箇所穴を開け、ネジで止めます。最後までギュッと締めれば、グラつきません。

予備穴

フリンジを止めるとき、木材に穴も開けます。固い材質にネジを通りやすくするためです。
ネジの太さより小さい針で削ります。深く削る必要はありません。少し入ればネジだけで入っていきます。

留め穴

フリンジの方にも穴が空いているわけですが、ここはネジの太さより大きいです。小さくなると、木材の方にまでネジが行きません。

煙突掃除

棒状の取手を扱った後は、棒状の煙突です。合宿所にある薪ストーブの煙突を掃除しました。冬に向けた準備ですね。

煙突掃除用の道具を使います。針金でできた球体みたいなのが先っぽについていて、筒に入れて擦ります。煤を取るためです。

煙突掃除道具

なんだか可愛い道具です。ジブリで見たことあるような…
針金の球体が煤を落としてくれます。ちょっとサイズが大きくて、擦る苦労がありましたが。

煙突

煙突には、縦方向に伸びる縦引きと、横方向の横引きがあります。縦の方が、空気を吸い上げます。長ければ長いほど吸い上げます。横は吸い上げません。短い方がいい。
縦と横を組み合わせる設計の場合は、2:1の比率が目安だそうです。ちなみに合宿所は、1:1(笑。なんでやねん!)。


今週は、以上です!
次週は薪ストーブを焚くかも!合宿所の壁も対策するかもです!
お楽しみに!


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