甘い言の葉「香気」作品集10選

#甘い言の葉 ｢香気｣

開始 10月01日(火) 09:00▷
締切 10月29日(火) 21:00迄 pic.twitter.com/3CjdIg7bNt

— 甘い言の葉☕ (@Amai_KotonoHa) September 30, 2019

熟れすぎた梨の香を
湖の鏡にゆらめかせた

蜃気楼の城に住む
君に届けようと
梨のパイを焼いていた

揺れすぎる僕の
気持ちを梨色の空に
染み込ませていた

鏡の湖を割ろうと
銀色の鴉たちは
空を渡る

芳醇さと愛を取り違えた
僕への罰は
わすれられぬ君の香#甘い言の葉『香気』#詩

— yoshito iwakura (@lezarakus) September 30, 2019

あれは梨の花咲く畑道
白くて小く愛らしい
やがて実る宝石は
風を抜け香しさを放つ
ざらめく着物は
甘い蜜を隠す為だろうか
秋の景色に溶け込んで
いつか誰かの唇に
瑞々しさを届ける為だろうか#甘い言の葉「香気」
テーマ「梨」#詩
写真はラフランスパルフェ pic.twitter.com/KTd03yyxEa

— ミランダ 会話お休み中m(_ _)m (@Miranda_mira_mk) October 1, 2019

春の風は優しい
愛を抱いているから

夏の風は爽やか
熱い想いがあるから

秋の風は寂しい
色を無くすから

冬の風は悲しい
全てを白に染めるから

瞬間をとらえた時

ファインダー越しの
みずみずしい食感と共に
甘い香りは一息つく

いくつもの季節を巡りながら#甘い言の葉『香気』#葵詩 pic.twitter.com/7yFWPPZCm7

— 櫻花 葵 (@ohkaaoi1920) October 1, 2019

#甘い言の葉 「香気」 #詩
麗しい花
溢れる蜜の一粒だって勿体無い
価値もわからぬ愚者共に
開く前に散らされてはなるものか
両手で足りないならば身体を捧げ
命で足りないならば魂を捧げ
蕾が綻び咲き誇るよう守り続け
いずれ漂う甘い香りを肺に満たし
酔しれる誉れをどうか私に…

— 星詠 (@toko_asagiri) October 2, 2019

#甘い言の葉 「香気」 #詩 #優しい言の葉

言葉と云ふものには薫りがございます
言葉と云ふものには温度がございます
言葉と云ふものはーー

ときには刃物となり
ときには慈愛の雨にもなる

やがて死ぬ言葉でも
枯れて積もって土となり
種を育てる土壌へと

味のある詩（うた）を謳いたい

— 神月大和 (@yamatoNHS) October 2, 2019

金木犀の香りが風に乗り
ほのかに甘く香る

貴方が側にいる幸せを
貴方が側にいる心地よさを感じる

抱きしめらるのが好き
貴方の香りに包まれているようで

安心とドキドキが綯い交ぜになる
それでもずっと包まれていたい香り

大好きだよと言い
私も抱きしめ返す#詩 #甘い言の葉 ｢香気｣ pic.twitter.com/no1SzpGu3w

— 歩朧 (@57577kokoa) October 3, 2019

山小屋で朝を迎えた。体の芯まで冷えるような冷気が充満している。僕は室内なのに厚着をして簡単な朝食を取りに向かった。バタートーストとインスタントコーヒーのシンプルな朝食をベランダで食べた。なんでもない朝食なのにコーヒーとバターの香りが身にしみて、自分が今生きていることを実感した。 pic.twitter.com/yo3vgWaO08

— 夢に眠るクジラ@第二十九回文学フリマ東京11/24[ター15] (@dreamwhale777) October 12, 2019

#甘い言の葉 香気#詩人の本懐 百花

熟れた果実のよう
甘く酸っぱい匂い
腐る前の悪足掻き
私を見てと叫ぶ生
咲き乱れる花より
苦しい程に獣の姿
美しくいたかった
心だけでもせめて
食いしばる分だけ
増えていく顔の皺
現実の自分自身は
道端の潰れた木実
群がる烏に運ばれ
次の生を見つめる

— えん (@25es25es) October 17, 2019

#甘い言の葉 #香気
陽気な音楽に煌めく電球
君とはじめて過ごしたクリスマス
凍えるほどの外気とは裏腹に
私の心は暖かかった
静かに私の話を聞いて
優しく微笑む
すべて受け入れ私の欲しい言葉をくれた
私だけのサンタになってくれた
あのときの君の白い息と
甘いホットココアの香りが
忘れられない

— 冬のひまわり (@m8jmghpkSGz6lU4) October 19, 2019

少し
落ち込んでる君に
大好きな
梨をむいてあげる

綺麗に切って
お皿に乗せて
テーブルに置いたら
君が食べ始めたから
私も1つ食べる
口中に溢れる果汁と
広がる梨の甘い香り

美味しいねと
俯いてた君が
顔を上げて
笑ったから
私も
美味しいねと笑った

秋の日の
午後三時#甘い言の葉『香気』 pic.twitter.com/8o1HaF6Apj

— なつのあや〜読書時間が欲しい (@Aanonomi) October 19, 2019