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能動的サイバー防御をめぐる議論(その3-⑥)「アクセス・無害化措置」
今回は、サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議(第3回)の資料から、有識者会議とは別に個別のテーマを深堀りしている別会合のうち、「アクセス・無害化措置」に関するテーマ別会合(第2回)の内容を見ていく。(資料8-1から8-6)
サイバー安全保障における「アクセス・無害化措置」とは…「 サイバー攻撃を未然に防ぐために攻撃者のサーバに事前に「アクセス」して「無害化」する 」という話
能動的サイバー防御をめぐる議論(その3-⑤)「アクセス・無害化措置」
今回は、サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議(第3回)の資料から、有識者会議とは別に個別のテーマを深堀りしている別会合のうち、「アクセス・無害化措置」に関するテーマ別会合(第1回)の内容を見ていく。(資料7-1から7-8)
※ボリュームが多いため、2回目については次回とする。
サイバー安全保障における「アクセス・無害化措置」とは…「 サイバー攻撃を未然に防ぐために攻撃者のサ
能動的サイバー防御をめぐる議論(その3-④)「通信情報の利用」
今回は、サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議(第3回)の資料から、有識者会議とは別に個別のテーマを深堀りしている別会合のうち、「通信情報の利用」に関するテーマ別会合(第2回)の内容を見ていく。(資料6-1から6-5)
・有識者会議(第3回)の資料構成はこちらの記事。
・テーマ別会合についてはこちらの記事。
・テーマ別会合「通信情報の利用」(第1回)についてはこちらの記
能動的サイバー防御をめぐる議論(その3-③)「通信情報の利用」
今回は、サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議(第3回)の資料から、有識者会議とは別に個別のテーマを深堀りしている別会合のうち、「通信情報の利用」に関するテーマ別会合(第1回)の内容を見ていく。(資料5-1から5-8)
※ボリュームが多いため、2回目については次回とする。
・有識者会議(第3回)の資料構成はこちらの記事のとおり。
・テーマ別会合についてはこちらの記事のとお
能動的サイバー防御をめぐる議論(その3-②)「官民連携」
今回は、サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議(第3回)の資料から、有識者会議とは別に個別のテーマを深堀りしている別会合のうち、「官民連携」に関するテーマ別会合(第1回、第2回)の内容を見ていく。
・有識者会議(第3回)の資料構成はこちら記事のとおり。
・テーマ別会合についてはこちらの記事のとおり。
😎「官民連携」会合概要官民連携に関するテーマ別会合
第1回:令和6年
能動的サイバー防御をめぐる議論(その3-①)
今回は「サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議」(第3回)の資料について、その構成を確認する。
😎はじめに 「サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議」の資料について、第1回、第2回と内容を確認してきたが、今回、令和6年8月6日に実施された第3回の有識者会議の内容を確認してゆきたいと思う。
ただ、有識者会議の資料は、有識者会議本体とは別に、テーマ別に行われ
能動的サイバー防御をめぐる議論(その2-②)「テーマ別会合」
「サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議」(第2回)の資料より、有識者会議とは別に議論された「テーマ別会合」の位置づけを探ってみたい。(資料はここ)
😎「テーマ別会合」の経緯 「サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議」の第1回の議事要旨では、最期に次のように記されている。
なるほど。守備範囲が広いので、個別の会合で議論を深めて有識者会議に持ち帰ろう、
能動的サイバー防御をめぐる議論(その2)
「サイバー安全保障分野での対応能力の向上に向けた有識者会議」(第2回)
1. 日時 令和 6 年 7 月 8 日(月)18 時 00 分から 19 時 00 分までの間
2. 場所 中央合同庁舎第4号館 共用第4特別会議室
参考資料
構成最初に経済三団体(経団連・経済同友会、日本商工会議所)の意見を聞いて、それから質疑応答を行い、最後にテーマ別会合の開催状況の報告を聞く構成になっている。
出席
「能動的サイバー防御」って何処で議論されているの?
最近、「能動的サイバー防御」についてニュースで目にする機会が増えてきた。「能動的サイバー防御」自体は2022年12月に策定された「国家安全保障戦略」で導入が明記されていたもので、いよいよ具体的な姿を見せてきた格好だ。
「能動的サイバー防御」って?
ざっくり「能動的サイバー防御」について触れると、サイバー攻撃の特徴として、そもそも攻撃者の姿が見えない、という事が挙げられる。軍事行動や物理的な
政府のサイバーセキュリティに関する令和6年度予算ってどうなってるの?
前回、政府のサイバーセキュリティの方針を示した「サーバーセキュリティ2024」から、政府のサイバーセキュリティに関する今年の施策を見てみましたが、では実際のお金の動きはどうなのでしょうか。
口でいろいろ言っても、結局はお金を含めた実行力がなければ物事は進みません(お金のかからない施策もありますが)。
という事で、令和6年7月10日に開催されたサイバーセキュリティ戦略本部※の第41回会合の資料
サイバーセキュリティ2024を読んで
サイバーセキュリティ2024(2023 年度年次報告・2024 年度年次計画)
令和6年(2024 年)7月 10 日
サイバーセキュリティ戦略本部
<概要>
第1 エグゼクティブサマリより
1 昨今の状況変化
・国家を背景とするグループによる攻撃等、サイバー攻撃の洗練化や巧妙化が一掃進展
・利用者から見れば、デジタル化進展によりアタックサーフェス(侵入口)が拡大
・国際情勢の
国としてのサイバーセキュリティへの取り組み
日本のサイバーセキュリティの行く末
日本のサイバーセキュリティがこれからどのように変わっていくのかを知るために、その方針の根拠となる「国家安全保障戦略」(2022年12月策定)のうち、サイバーセキュリティに関係ありそうな部分を簡略化して抜き出してみた。
サイバーセキュリティに関係ありそうなのは上のアとオ
ア サイバー安全保障分野での対応能力の向上
目指すもの
・サイバー安全保障対応能力を