1on1は傾聴が大事!
コミュニケーション能力ってきくと何を思い浮かべますか?
人前で話せるとか、話がうまいとかそう思われる方が多いかなと思います。
僕が感じるのはコミュニケーションをする上では、話す側よりも聴く側の方がとても重要なんだろうと感じています。
いくら話がうまい人であっても、聴く側の人が無反応だったらどう感じるでしょう?
話す側は、自分の話を聞いてくれてないなと感じ、どんどん話すモチベーションが下がってしまうのではないでしょうか
話す側は聞き手がしっかり聞いてくれてるなというのを、態度を見て感じているということですね。
聞き手がこんな状態だと・・・・
・反応なく無表情(うなずき、相槌がない)
・興味なさそうに聞いてる
・他のことをしながらきいてる(スマホ見ながらとか)
特に”反応が無い”のは、話し手側からすると、結構怖いなと思ってしまいます。この状況では話したいなと思ったこともなかなか言えない状況になりますよね。
コミュニケーションって話す側、聴く側、双方がしっかりと聴く、話すという関係があって初めて成り立つものだなと感じています。
聴く側がしっかりと聴いてくれてると感じると話し手って安心してたくさん話せる感覚があります。(なので、僕が講師をしている時は、ついつい傾聴してくれる人を探してたりします(笑))
1on1においても同じで、相手の話をしっかりと聴くというのがとても重要な要素だと思っています。なぜ1on1において傾聴することが大事なのかというのは2つのポイントがあります。
【傾聴することで】
①部下との信頼関係構築につながる
②話し手がたくさん話すようになり、話すことから内省のきっかけになる
①部下との信頼関係構築につながる
これはもうそのままですが、話をきいてくれない人と信頼関係を作ろうって難しいですよね。
話をきいてくれる姿勢(つまり傾聴)がある人には、信頼しようかなと思うきっかけになると思うのです。仕事をする上では、上司部下の信頼関係ってとても重要な要素ですし、チームワークが大事と言われる中では、はやり誰しもが傾聴することをしっかりできるのがよいかと思ってます。
②話し手がたくさん話すようになり、話すことから内省のきっかけになる
話をするというのも立派なアウトプットだとかんがえています。それがたとえ整理できてなかったとしてもです。
たくさん話をしていると、時にあぁ自分の考えはこうだったのかと頭が整理される感覚があります。これが僕が内省のきっかけなんだろうと思っています。1on1ってなんでやるの?その2に書きましたが、成長を加速するには内省がとても重要な要素になります。
その内省のきっかけになるのが、まずは聞き手の聴く姿勢(話しやすい雰囲気を作るということ)だと思っています。
聴く姿勢(傾聴)を持つことで、信頼関係も構築しやすくなり、かつ部下の内省のきっかけになるのであれば、これはやったほうがいいだろうな強く感じています。
それと、最近オンラインでの1on1も増えているからこそ、傾聴するは特に必要だなとかんじています。画面越しだと、聴いるつもりでも、無表情だと相手は聴いてくれてないように感じてしまう可能性があるということですね。
では話しやすい雰囲気ってどうやって作るの?というのを最後に今回は〆ようと思います。
【話しやすい雰囲気を作る傾聴】
・うなずき、相槌をしっかりうつ(特にオンラインであれば少し大きめに)
・笑顔
まずはこの2つだけでも話しやすい雰囲気は作れると思いますので是非やっていただければ嬉しいです。
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