害を益に変える方法を考える_ヨトウムシとの共存
家庭菜園を始めました。害虫・病気があることは知っていましたが、自分でやってみて、これらとの闘いの果てしなさに絶句しています。
スーパーで並べるようなきれいな野菜・果物を作ることの難しさを痛感しています。
そこで得た教訓を下記のような方に向けて記事を作成してみました。
✓ 青虫・毛虫などの害虫に畑をやられて困っている
✓ 色々な視点で物事を見ていきたい
✓ ちょっと変わった人の挑戦を俯瞰してみてみたい
今回とりあげる害はヨトウムシという、ガの幼虫です。著しい被害のために私のほうれん草はボロボロです。写真を載せたいところですが、人によっては鳥肌悶絶ものかと思いますので、自主規制といたします。
なお、当然ながらこの害虫に困っている方が多いため、対策については物理的対策や農薬散布などインターネット上にいくらでも転がっています。
それではあまりにもつまらないなと思い、この害虫を何とかして活用し、共存できないかと考えました。
食べる
昆虫食に少しだけ注目が集まっていることをご存じでしょうか?昔から食べられている昆虫としては、イナゴ・スズメバチなどがあるようですが、私自身は勇気がなく未経験です。
正直、食べる勇気がわきませんが、いずれも美味しいとの話です。それに加え、幼虫類はよくTVのジャングル訪問等で食べられていますよね。ということで、調べてみました。
『ヨトウムシ 昆虫食』でググった!
チャーハンにされている方を発見です!!
美味しいとのことです。野菜ばっかりガツガツと食べる虫ですので、それはある意味当然かもしれません。
勇気を出せるか・・・
「甲殻類は大丈夫で虫は食べられない」は少し偏見のようなところもありますね。海洋生物でいうとウニ・ナマコもよく考えるとなかなかなものですが、恐らく一般的に周囲で食べられているからという理由が強いような気がしますがどうでしょうか??
飼育して餌
養鶏やりたいと考えているので、ニワトリのエサにはどうか?と考えています。
ニワトリはヨトウムシを食べるとの情報が得られましたので、なかなか現実味を帯びた名案と思っています。
ただし、ニワトリが満足するほどの数を捕獲するのはなかなか大変だと思います。放し飼いして自由に食べさせる方法もありますが、それはそれで畑を掘ってしまうなどの別の害があるようです。
飼育して生ごみの処理
なんでも食べる雑食とのことで生ごみを処理できるだけの数がいれば可能かもしれません。
また、食べるとフンをするため、これが肥料に活用できる可能性もあるのではと考えます。
このアイディアは検索しても出てきませんでした。画期的か?笑
観察日記を公開
可愛いものでは無いため、愛玩動物としての価値はゼロに等しいかと思いますが、害虫の行動を知り、効果的な対策を求めている方の視点で観察を続けるアイデアはありかなと思っています。
ちなみに伊藤雄大さんという方がブログで公開している記事が見つかりました。
終わりに
ここまで読んでお気づきかもしれませんが、既に飼育開始中です。1.5m×50㎝の畝で育てているほうれん草畑で、毎日3~10匹のヨトウムシが捕獲できます。虫かごいっぱいになってきました。
※妻には気持ち悪がられています(なかなか見ごたえのある景色であり、私自身もなかなかゾッとするので、そりゃそうだって感じですwww)
家庭菜園 ⇒ 害虫発生 ⇒ 害虫対策 = 面倒な作業の発生 ⇒ やっぱりスーパーで買う
上記のような方々も多いのではないでしょうか?ちょっと変わった視点で物事を考えてみると頭の体操にもなり、なかなか楽しく生きていけるように感じています。
お読みいただきありがとうございました。