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山椒は小粒でもピリリと美味い

私は米菓が好きである。それは煎餅でもあられでもなんでもこいというわけだが、特にその中でも幼少期より長年不動の1位として君臨し続けてくれたのが

三幸製菓 「雪の宿」   であった。

せんべいには「サラダ味」という名の塩味がついているのだが、そもそもこれが好物であるというのがベースにはある。しかし、この塩味も食べているうちに「なんか慣れてきたな、もっと塩味を!もっと濃い味を!」と求めてしまう傾向にある。思うがままに塩味を追加していけば、煎餅の大量摂取からくる塩分過多により無事ではいられないだろう。

その点を見事に、軽やかに、まろやかにクリアしたのが前述の「雪の宿」である。適度な塩味に一定のタイミングで舌先に乗る「クリーム」※諸説あり が行き過ぎる塩味をリフレッシュして、甘さとともに懐かしさを感じさせる。そして再びの塩味に新鮮さを感じることができるエンドレスループ。小袋に2枚入りというのも絶妙なバランスだ。

さて、ここまで「雪の宿」に関して、私が持ちうる熱量の約12%ほどを吐き出したわけだが、本来の目的は何一つ達成されてはいない。今回は長年愛してやまなかった、煎餅界の不動の1位が揺らいだという話だ。

実は最近の話ではなく、結構前からその傾向はあった。しかし「認めたくないものだな 自分自身の若さゆえの(ry」というシャア少佐の名言にもあるように自分自身の目測や予想を超えて展開していく出来事にただ負け惜しみを言いたかったのかもしれません。

すでにネット界隈で話題となっていた
岩塚製菓 「バンザイ山椒」
ゆるカワイイイラストからは、およそ想像できないとんでもない破壊力を持った黒船ならぬ「白船」

もはや語るまでもない魅力を、語ってしまうのがこのnote

続きはもちろん次回です...。

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