歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語 VOL.6文京区 春日 源覚寺 塩地蔵尊
さて、毎日更新目指しての第6回目は、特別ゲストでお友達の淳子ちんも参加いただきました。
「わ~い。めっちゃ嬉しいです。お地蔵さんの旅へようこそ」
「いやいや、こちらこそ、どうもです」
私と淳子さんは秋田県由利本荘市で開催されていた地域活性化のブレストイベントに参加してて、偶然、当時、彼女は秋田県秋田市土崎在住、私は秋田市飯島在住とのことで(めっちゃ、ローカル情報じゃん)しかも、シングルマザーで彼女は3人の子どもを育て(ちなみに、私もシングルマザーで2人の子ども育てたんだすけども、、、笑)とにかく、境遇が似ているんだけど、ちょっと違ってて、で、偶然にも今、東京在住なので、多忙な淳子さん、休みで「私と遊んでもいいかな?」って時に遊んでくれる素敵なお友達なのです。本当にありがとう~~~。
あの由利本荘でのブレストミーティングで出会わなければ、この日も無かった。一時一時が奇跡の繋がりと書いていて、今朝も思いました。
さて、今日は東日本大震災の日です。この場を借りて合掌させてください。
合掌
日々の暮らしが偶然ではなく、奇跡の繋がりであること。そして、私たちは生かされていること。また、大地震の影響で多くの方々の命が突然に亡くなってしまったことでの、残された家族の無念さ、切ない気持ち。今も抱えている思い。すべてに心から合掌させていただきます。
日日薬と申しますね。実はこの私も33歳の時に夫を急性心不全で突然に亡くした経験があります。隣で笑っていてくれた人が、翌日からはいない。本当に苦しくって、心臓がいつも締め付けられていた時代もございました。
苦しくって、切なくって。ね?どうしていないの?って。
パパ。ここに帰ってきてよ。って・・・。
けど、帰ってはきてくれませんでした。
しかし、日々の暮らしの中で、私はなんだか少しづつ、元気になっていって、しかも、なんとなく傍にいつも夫がいてくれる感じがするようになりました。教えてくれるっていう感じ。
今もパパのこと、思い出して文章、半泣きで書いてましたら、野鳥が窓際に止まってくれていました。ガラス越しですが、確かに野鳥で嘴が赤いおしゃれさんのようでした。
「あ、今日は野鳥の姿で来てくれたんだね」
大震災や事故や病気や様々なことで、突然に命が消え去るのは、本当に辛いのです。ですが、少しづつでいいので、首(こうべ)を上げて、す~って息はいて、吸ってみましょう。だんたんと血のめぐりも良くなって「もしかしたら、今日もやれるかも」って思えてきます。
人って不思議です。
また、もろもろ話、脇道にそれて、ごめんなさい。
さて、では、今日のお地蔵さんにここでご登場いただきましょう。
淳子さん、いい?一緒にい、せいの~~。みなさんも一緒にね、、い、せいの~~~~~
「お地蔵さ~~~~ん」
「は~い」
「ほぉ~~~~」
「やはり驚かれましたか?」
「はい。びっくり仰天太郎でござる」
「ですよね。私たちもここまでなるとは思っていませんでしたので、正直びっくりぎゅぎょぎょ~~~~さかなクンもびっくり~って感じです」
しーん
「あの聞いてもいいですか?お地蔵さんってオヤジギャク好きな人多いのでしょうか?この間も、鍋被っているお地蔵さんに会いに行ったら、ゴーンでぶつかってきて、あの日産のなんちゃらゴーンではないんですけどね、って、もう無理くり、オヤジギャクも持って行こうとするんですけど、塩地蔵尊さんの二人組も、もしかして、もしかして~~~その傾向ありですよね~~~」つんつん
「いや、つんつん、しないでくださいよ。ね、坊主、ちゃんと意味あるんだもんね~~~」
「はい。お父さん。僕たち、塩地蔵としてはですね、体の不調を訴えてくる方々に少しでも笑顔になって帰ってもらいたいと言う思いでいっぱいなのです。ですから、オヤジギャクでも腹踊りでも何でもします。あ、そう思ってたら、いつの間にか、塩だらけになってしまって、腹踊りはお見せできないので、せめて、オヤジギャクだけでもご披露したらいいんじゃね~の?と先日父とも話あって決めたことなんでござるんですわ。と、ここで、いい感じオヤジギャク出せると一流なんだろうけど、、、、むむむ」
「イチローは一流ってが?」
「父上、さすがです。やはり私の父上だ。一生ついていきます」
と、親子の塩地蔵尊のギャクはひたすら続くようですね。
いや、本当にびっくりするお地蔵さんです。顔まで塩で隠されてて、アメリカの秘密結社のような・・・・・
ですが、本当に病気治癒に絶大なごパワーがあるようで、絵馬にも、病気治癒の祈願がたくさん書かれてました。
私も腹膜のガン細胞ちゃんが大きくなったり、あっちこっちに飛んでいかないように、祈願させていただきました。
塩地蔵尊のあるお寺、源覚寺の歴史は寛永元年(1624年)に定誉随波上人(後に増上寺第18世)によって開山されたとのことで徳川秀忠、徳川家光が厚く信仰していたとのこと。この寺院では、こんにゃく閻魔(鎌倉時代、運慶派の仏師の作といわれている)もとても有名で、閻魔様にこんにゃくをお供えしてお参りすると、身代わりになって、病治癒などの請願が成就すると言われているらしいです。(参考資料 ウキペディア)
私と淳子さんもこんにゃく持参し、お供えさせていただきました。
源覚寺 東京都文京区小石川2丁目23-3
楽しいかったです。
おまけ
お昼は、源覚寺近くの静岡おでんのお店に行きました。
私たちは、ミックスフライのランチ1000円を頼んで食べて、それもボリューム満点で美味しかったのですが、淳子さんが、静岡おでんを頼んでくれて、半分づつ頂きました。
八丁味噌で煮込まれていて味がしっかりをしみ込んでいる大根や牛スジも美味しかったですが、魚のすり身のかまぼこだと思うんですけど、とっても美味しかったです。お腹空いてたので、11時半すぐにお店に入ったのですが、12時すぎると、次から次へとお客様がいらっしゃる人気店のようでした。
お店の名前・・・ごめんなさい。今、わかんない~~。あとで、調べてわかったら、上げますね。
ではでは。
今日も精一杯生活をしましょう。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。