歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語 VOL.7新宿区 太宗寺 塩かけ地蔵尊
おはようございます。お~連続投稿7回実施できました。
「自分におめでとう」「自分にありがとう」「昨日は東日本大震災から9年目の年だったので、つくづく、生きているってすごいことって思ったよね」「マリアさんとの会話も楽しかったよね」「いや~一昨日は淳子さんとの会話で、昨日はマリアさんとの妄想会話のウイングが大きく羽ばたく日で良かったね」と思いながら、今、書いています。
いや~本当に私って、終末医療当事者なのだろうか?よくわからないけど、今日も元気だね、良かったね~。
「きっと先生はそう言うことで、私がより前向きに何かしだすと仕掛けてくれたんだ」と先生に感謝。まず一歩一歩あるき、一筆一筆描き、一文字一文字書くことができることに感謝です。
本当にありがとうございます。
と、いう気持ちで、では、本日の物語の新宿区での出会いの物語の始まり始まり~。
え、っと、本日の参拝相棒は 「マリア フラットリバー イズミ」さんです。では、マリアさんにご挨拶していただきましょう。
「こんにちは。マリアです。実はFACEBOOKでshibu がトイレットペーパーが無くって、コロナの影響で日中に行くと売り切れなので、明日の早朝に並ぶしかないな~て書いてたのを見て、私のおうちにあるペーパーまだ在庫があるので、お裾分けしたくってお声がけさせていただきました。新宿御苑の前で待ち合わせでと。そしたら、shibu、さんから手作りお弁当でランチして、お地蔵さん参拝っていうご提案しただき、これ、乗ったって。笑。本当に心ウキウキで今日は参加させていただきます~~~。うふ」
「ありがとうございます。マリアさんと私って二回目の出会いですもんね~。私が秋田で会社経営してた頃にね~。東京でのね~秋田県人会の焼肉パーテーでね~。はじめてね~。お会いしてね~~。楽しかったね~。人魚のカード占いもね~~~。楽しかったのよね~~」
「はい。ね~、楽しかったです~~」
と言いながら、私たちは、新宿御苑ではじめはランチしようと思ってたが、入場料500円ということと、結構入ろうとする人が並んでいるという状況でマリアさんが「もう直にお寺に行っちゃってランチにしませんか?」って、「そ~~だね~~~。いいアイデア~~」
天気もピッカーンの晴天で、私たちは、お寺に向かいました。
御苑から歩いて3分位で太宗寺は出てきました。入口では江戸の入り口の目印として、江戸時代の初期に配置されたと言われている大きな六地蔵の一体が静かに座って私たちを見つめてくれていました。
「今回の私の興味ある地蔵さんはね、またまた、お塩にまみれているお地蔵さんなの」
「どこでしょうね~」
「あ~~~」
大きな六地蔵さんの向かいに、本当に自己主張するって感じは全くなく、塩かけ地蔵尊さんはいらっしゃいました。
では、ここで、また声をかけてくださいね。い、せいの「塩かけ地蔵尊さ~~ん」
「はい。こんにちは。本日はご参拝ありがとうございます」
「お地蔵さん、ご丁寧にご挨拶をありがとうございます」
「いえいえ、よく、私を見つけてくださいました」
「新宿御苑の近くにこんなに広い敷地でしかも、一本道路を両側にシフトすると車や人の往来があってうるさいのに、ここに来ると静かなのですね」とマリアさんもお地蔵さんに話かけてくれた。
「はい。この寺院は、甲州街道から江戸の町への入り口なのです。江戸時代には人が相当行き来し賑やかでした~。また、私も多くの方々に、子どもの熱病を治してほしいとか、奥さんの安産祈願とか、お塩をかけていただきましたものです。こうして、願かけていただくことが、私の励みでしたよ。今の時代は、なんでしょうね。皆さんお忙しいのかな?この通りはこの通り静かになりました」
「ん?もしかして、まじめ風なお地蔵さんも、あれ、オヤジギャクってます?」
「いやいや、めっそうもない(汗)そんなそんな・・・知恵はございません。あ、昨日も閻魔さんの源覚寺の塩地蔵尊の親子にお会いに行ってたことは、お地蔵さんネットで知ってましたよ。けど、わたくしの場合はご欄の通り、あの親子さんのようではなく、真面目ですから。(汗)」
「お地蔵さんネットってあるんですね~」
「あります、あります。私たちの場合はスマホとかアイパットでしたっけ、そんな器具はいらないんです。一瞬で心や出来事がデーター化なって、ビュンって飛んで行ってニュースになってしまうんです。昨日のshibuさんと淳子さんの訪問は、『熟女二人、春日の地蔵参拝』ってトップニュースに乗ってました。まさか、次、わたくしの所?え、二日連続塩続きはさすがに無いだろうって高く食ってました。あ、実に訪問嬉しくって、嬉しくって、恐縮です。汗」
するとマリアさんが直球ストレートに
「顔つるんつるんの、のっぺらぼーなんですね」と
「あ、、、あ、、、、やはり気がつかれましたか?そうなんです。顔がのっぺらぼーなんで、幼いお子さんにはちょっと不人気でして、心はいつも笑顔で優しい感じなんだけどね~。これが一番のわたくしの悩みでもあります。けどね、これも、江戸時代から参拝してくださる方が日々わたくしの顔を撫でてくださったおかげ様なんですよ。ま、元は美男だったと思っていただければ、幸いです」
太宗寺の塩かけ地蔵さんはよほど人と喋りたかったのか、言うこと言っておかないとと、ユーチューバー並の早口で続けて話してくれた。
「あ、最後にわたくしから、もう一言、いいですか?わたくしの右横は暗いじゃないですか?これね。コロナちゃん怖いって思っている今の日本の皆さんの心の波動が出ているんですよ。けどね、わたくしね、今ね、精一杯金の粉波動で消毒してますのでね、あまり、心配を大きく抱かないで、皆さんは普通に手洗い・うがいを徹底してやっててください」
「は~~~い」
※太宗寺は、1596年頃(慶長年間)甲州街道の道筋に「太宗」と称する僧の庵として造られた太宗庵を始まりとします。念譽故心學玄大徳(慶長2年1597年寂)が開山、本蓮社覺譽理徹和尚の代に一寺となしたことから中興開山だといいます。徳川家の家臣内藤正勝が開基となり、内藤大和守重頼より寺地の寄進を受けて大寺となったといいます。江戸六地蔵の3番地蔵、江戸三閻魔の閻魔王像、新宿山之手七福神の布袋尊が安置されています。(参考サイト 猫の足跡より)
地下鉄の新宿3丁目から歩いて5分かな?すぐ近くなのですが、本当にこのような寺院がここに?って感じです。
太宗寺 住所 東京都新宿区新宿2-9-2
おまけ
今回は各々の持参したお弁当をシェアランチ。
マリアさんは、工夫の天才で、野菜をミキサーにかけて、ココナッツオイルと塩こうじで作ったという野菜デップ(ブロッコリーソース・ニンジンソースなど)が、もう最高に美味しくって、野菜を健康的にいただきました。私も冷蔵庫残りの食材を駆使してサンドイッチ作って、味見してなかったのですが案外いい感じなのでお裾わけさせていただき、食べて「う、美味しい」って言っていただいたので、嬉しかったです。
座るためのベンチもなく、横たわっている丸太を椅子に見立てて、座り、天気いいね~と空を見上げ、なんて静かなの?ってランチしていると、猫さんたちが何度か目の前をるるるるる~と通り、ご飯あげたいけど、ごめんね。って言いながらのランチ会。
久しぶりの出会いなのですが、中身の濃い、妄想話で盛り上がって、女はいつでも女の子に戻れるだな~って思える参拝&ランチ会でした。
楽しかった。
皆さんも新宿御苑近くの太宗寺に行ってみて、都会のオアシスを感じてみてはいかがでしょうか?
今日も読んでいただき、ありがとうございます。