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【何?この絵】 オムライス3

絵と詩と小説で繋げた物語。
「絵」に込めたことを忘れないようにメモした記事です。

オムライス3

※この絵には、関係する小説(前編後編があります。

【小説のザックリあらすじ】

昼の喫茶店『ベル』を出ると、雨が降りはじめたので、公園で雨宿りするはるか流果るか(カケル)。苦しそうだったり、冷たくなったり、甘く誘ってきたり、いつもと違う流果に戸惑っていると、けいから連絡が入って流果を連れて行ってしまいます。
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カケルとして初めて敬と会った流果。「会いたかった」「会いたくなかった」、「好き」「嫌い」真逆の感情が同時に巡っていきます。

【絵について】

◉真っ黒と雨の背景
忘れたいのに忘れられない暗い過去に苦しめられている流果。特に雨の日は、それが溢れてしまいます。

◉赤と青の手
青は流果、赤はカケルのカラーで、二人の手は取り合おうとしているようにも、離れようとしているようにも見えます。

◉赤と青の翼
青は流果、赤はカケルの翼。二つで一対のはずの翼の位置も色もバラバラ。これでは飛ぶことはおろか、動くこともままならないのだと思います。

自分のことなのに、自分が分からなくなったり、真逆の感情に苦しめられたりするのは、誰にでも起こりうることで、そこに正解も不正解もありません。だからこそ救われるし、だからこそ苦しいんだと思います。

★この絵に関する詩はコチラ⬇

★この絵に関する小説はコチラ⬇

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

また、来週ここに一服しに来ていただけたら幸いです!

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