【何?この絵】 サンドイッチ2
絵と詩と小説で繋げた物語。
「絵」に込めたことを忘れないようにメモした記事です。
【小説のザックリあらすじ】
流果が渡した珈琲が、遥を前向きにさせるきっかけになりました。
敬とは連絡が取れないままでしたが、三人で話そうと遥が『ベル』の中に入ると、乱雑に散らかったお酒の瓶と奥で項垂れる敬を見つけて心配します。投げやりになりながらも、気持ちを吐き出して涙ぐむ敬は、そんな姿を見せまいと遥の頭を引き寄せます。色々な思いを感じ取り、抱き合う形で涙を流しながら話す二人を、後から来た流果は静かに見つめます。
【絵について】
◉硬いパンのサンドイッチ
しっかりした生地のパンですが、内側は少し柔らかかったり、みずみずしい野菜や滑らかなチーズがあったりしています。なんだか敬みたいなサンドイッチです。
◉白い包み紙
サンドイッチの下には包み紙。柔らかくてフワフワではないけれど、不器用でもしっかりちゃんと包んでくれます。
◉背景のゴールドの光
そんなサンドイッチをしっかり味わって食べると、きっと温かな光を感じるんだと思います。
硬いパンを使うのも、挟む食材も、その食材の切り方や順番も、意味があります。人も同じように、あの人があんな態度なのも、こんな言葉を使うのも、きっと意味があるんだと思うと、少し柔らかくなれる気がします。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
また、来週ここに一服しに来ていただけたら幸いです!