知れてよかった、と思えるように。
今日、2年越しに腹を決め、産婦人科に行ってきた。
ずっと”行かなければ”と思ってはいたものの、”怖い”が勝ってしまい行けなかった。
産婦人科=怖い
21歳の私にはまだその印象で。
それでも、ずっと昔から生理痛は重いし、PMS(月経前症候群)も辛いし、相談にいかなければ、、と思っていた。
友人にはピルを勧められたし、もしかしたら子宮内膜症かもしれないから検査したほうが良いよね、と言われて、やはり行くべきだと思った。
わたしはようやく、行く覚悟を決めた。
それでも、病院の前まで来て、足が止まった。
検査も怖い、痛いってみんな言うし、まずやはり産婦人科って入り辛い。
怖い、こわい、コワイ、、、。
そんなとき、以前ピルの話をしてくれた友人に電話をした。
大丈夫と言ってくれた、安心した。
よし、と足を進めた。
いざ受け付けを済ませると、ピルを出すのが1番だけど、その為には子宮ガンじゃないか確認しないといけないから、と言われトントン拍子に話が進んだ。
気付いたら、診察台の上にいた。
コウノドリで見たな〜〜こういうシーン、と思いながら、内心怖かった、とても。
ガチャガチャと器具を入れられ、ゴリゴリとされてる感覚はなんとも言えず、痛くないぞわたし、がんばれ、、と耐えた。
子宮綺麗ですね、と言われ安心したエコー検診。モニターに映るそれは、よく妊婦さんが持っているエコー写真。
変な感じ、でもよかった。
と、
思っていた。
先生が ”あ、、” と言った。
“見てください、これが左の卵巣でこちらが右の卵巣です。腫れて大きさが違いますね…。”
びっくりした。
何も知らない私が見てもわかるほどに、
大きかった。
一瞬で頭が回らないし、血の気が引いた。
卵巣が、腫れている、、、?
予想外だった。
エコー写真って、妊婦さんが旦那さんに子供の成長を見せる幸せな写真と思っていたのに、私の初めてのエコー写真は1人で絶望するだけだった。
悲しかった、不安だった、よくわからなかった。
採血もすることになり、気づいたら淡々と一通り検査をしていた。
あんなに検査が怖いと思っていたのに。
検査結果は来週になるから、また来て欲しいと言われ、病院を出た。
外に出た瞬間、よくわからない不安から泣きそうになった。
誰に話そう、真っ先に母に電話をした。
泣いた。
腫れてるだけじゃ、まだ来週になってみないとわからないじゃん。と分かっていても、怖かった。いや、今も怖い。
良性の確立が8割というけど、悪性の場合は卵巣ガンへの道や他の炎症だってある。
少なからず不妊の可能性だって高い。
だから、早くに見つけてよかったですね。と言われたけど、今の私には何を言われても怖いとしか思えない。
来週検査結果を聞きに行くのが怖い。
誰か一緒に行って欲しい。
こわい。
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