『やり抜く人の9つの習慣』ハイディ・グラント・ハルバーソン 考察
「絶対痩せる!」は誰も応援しない
人は具体的な目標がないと楽な方へ流される癖があります。つまり漠然と「痩せたいな、、、」では何をしていいのか分からず結局口だけになってしまうのです。
目標には具体性(数値)を意識しましょう。例えば、
「絶対痩せる!」→「○月までに5キロやせる!」
これだけでも挫折の可能性を下げるとができます。
また目標を邪魔する障害とその対策を考えることも必要です。
どうしてもお菓子を食べたい、、、
友達からランチに誘われた、、、
など、想定できる障害を出来るだけ思い起こしその時の対応策を考えておきます。これによって挫折や罪悪感といった負の感情を味わうことなく目標に向かうことができます。
もし予想外の事態が起こってもある程度は既存の対策に沿って対応すれば問題はありません。
この計画法は『WOOP』とよばれており、設定した目標から障害やさぼる要因を検討し対策を立て、1日ごとの計画に落とし込むところまで行います。目標達成には行動計画の指針は欠かせません。
ゴールまでの距離を意識する
残念なことに、人は大きすぎる目標を追い続けると幸福度が下がり、死亡率が高まるという研究が出でいます。ではどうすればいいのか。
・クイックウィン分析
大きな目標から複数の小さな目標を立てていきましょう。例えば、
・体重計を買う
・たんぱく質を増やす
・プチ断食を行う
こういった小さな目標をいくつもこなして達成していくことで幸福感と前進しているという充実感を味わうことができ、目標達成がより楽になります。
WOOPとクイックウィン分析の応用で目標達成へのより強固な計画を立てることでその道のりへの足取りをスムーズにし自信もつけることができます。今回はダイエットを例に挙げて紹介しましたが、受験勉強や筋トレなど様々な目標設定に活用ができるので試してみてください。
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