尊敬する先輩に教えてもらった、仕事に対する心得7箇条
いまは転職してしまったけど、当時、会社で超有能と謳われた、僕が尊敬する先輩がいた。
僕が入社した時から、先輩は異彩を放っていた。
毎年、何食わぬ顔で誰もが想像を超える業績を叩き出していた。
言うならば、ドラゴンボールで僕がヤムチャだとしたら、先輩は地球平和を願うフリーザだ。
最強なのに超優しかったのだ。
ビジネス戦闘能力だけでいったら、おそらく、社内でトップだった。
そんな尊敬する先輩に教えてもらった、仕事に対する心得7箇条というのがある。
この7箇条は、いまでもメモとしていつも手帳に挟んで持ち歩いている。
僕が仕事で悩んだり苦しんだ時、このメモを見返しては元気と勇気、自信を貰っている。
1.笑顔で働くべし
笑顔ってスゴイ。
どんなに苦しくても辛くても、むりやり笑っていれば、本当に笑けてきて勝手に元気が出る。
また、笑顔で仕事する人に、仕事と人が集まる。
仕事と人が集まれば、信用と信頼が集まる。
信用と信頼が集まると、仕事が楽しくなる。
また、「虚は実を引く」という言葉がある。
初めは嘘であったことが、そのうちだんだん真実味を帯びて、つい本当のことになるという。
「笑顔で楽しそうに仕事していれば、どんなにつまらない仕事も楽しくなる」と、先輩に教わったし、実際そうだった。
2.金のために働かない
生活のため、お金を稼がないといけない。
それは当たり前だが、金のためだけに働くことを目的にしてはならない。
金のためだけに働くと、人は充実感が得られなくなる。
充実感が得られない仕事はつまらない。
充実感というと、難しく聞こえるかもしれないが、単純なことだ。
金じゃなくて、会社の気の合う仲間がいるから、この仕事のココが好きだから、この会社で働いてくれる自分を認めてくれる家族がいるから、そんな目的が1つでもあれば充実感を得られる。
3.あいさつをせよ
先日の記事にも書いたが、挨拶ができない人は損をする。
あいさつほど、コスパよく人への信頼を得られる方法はない。
あいさつをすることが嫌いな人はいても、人にあいさつをされて嫌な気持ちをする人はいない。
ましてや、あいさつすらできない奴に、多くの人を喜ばせたり、助けることはできない。
無論、仕事もできない。
4.納期に遅れるな
納期を守れない奴は社会人として生きていけない。
納期に遅れることで、信用を失う。
信用を失うと、任せられる仕事のレベルが上がらない。
どんなに無骨な資料でも、納期にさえ間に合えば信用される。
だから納期はどんなことがあっても遅れては駄目だ。
5.いまに集中せよ
将来とかキャリアなんてどうでもいい。
逆算して物事がうまくいった試しがあるか?
いまの自分は、5年前に想像していた自分とビタ一文ズレていないか?
違うだろう。
何よりも働く上で重要なことは、”いま目の前にある仕事に全力で集中すること”だ。
その積み重ねが将来とかキャリアを作っていく。
未来を想像することで自分が創造されるんじゃない。
いまの自分を創造することで、未来の自分が気づいたら立ちはだかっている。
6.人に相談しなさい
仕事で上手くいかなかったり、悩んだら素直に人に相談すること。
先日の記事では、人に聞くことができない人はものすごく損をしていると書いた。
自分一人で考えつくことなど、たかが知れている。
人に相談することで、何倍、何十倍にも早く問題が解決する。
一人でクヨクヨ悩んでいても、問題が先延ばしにされるだけだ。
いざ心を決めて相談してみると、「何だもっと早く相談すればよかった」と、
100%思うはずだ。
7.継続しなさい
新入社員はこれまでの心得を教えると、大抵の人は「なんだそんなことか」と冷めた顔をする。
勘違いしてほしくないのは、”できる”と”やり続ける”には、天地ほどの差があるということだ。
1日や1週間、1ヶ月程度じゃ何の意味もなさない。
最低でも3年、5年、10年と、死ぬまでこれらの心得を”継続すること”が重要なのだ。
歯磨きだと思えるくらい、習慣化しなければならないのだ。
これは、この心得に限ったことではなく、仕事では1日や1週間で解決しない問題やトラブルが日常茶飯事だ。
そんな時、継続する力がない人は諦めてしまう。
諦めたら、諦めた分だけ自分の成長からは遠ざかってしまう。
だから、地道にコツコツ、仕事に対する心得を見返しては、「今日も行動できているか?」と、自分の胸に問うとよい。
まとめ
尊敬する先輩に教えてもらった、仕事に対する心得7箇条でした。
僕はいまでも、仕事で結果が出なかったり、悩んだり挫けそうになった時にこの7箇条に立ち返る。
そうすると、不思議なことに、どれかしらが必ずおろそかになっているのだ。
あいさつを怠っていたり、人に相談できなくなっていたり、気づいたら大事な心得を忘れて日々の仕事に忙殺されていたのだ。
だから、確信していえることがある。
この仕事に対する心得7箇条は、僕がこれまで歩んだ8年間のサラリーマン人生では、とっても有用性が高く、幾度と目の前に立ち塞る壁を壊す際、心の拠り所だった考えだ。
あなたの参考になれば嬉しい。
以上。
今日はこんなところで。
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サラリーマンのキャリアを応援するwebメディア「キャリログ」からの転載記事でした。
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