【育休レポートNo.3】 5ヶ月〜10ヶ月頃の気づき。
こんにちは!たーぼうです!
2024年3月31日をもちまして、6月から取得していた10か月の育児休暇が終わります。
この期間はいろんなことがありました。
家族が増えて、環境が大きく変化し、仕事が止まり、体調の変化、人生についての悩み、社会の見方の変化など、実に様々なことを経験しました。
まだまだ子育て自体は始まったばかりですが、非常に今後の財産となる10か月を過ごすことができました。
特にいろんな人と育児話をすることができ、新しい気づきを得たり、人間関係にも変化がありました。昔の友人に改めてパパやママとして再会したり、妻や私の友人ともパパママとして知り合い、さらに夫婦関係が次のフェーズに進んだなと感じました。
途中に中西信介さんと男性の育児について対話イベントをやったことも育休取得がきっかけなので、これも素敵なご縁だったなと感じます。中西さんからは育休取得前のタイミングで、『ポストイクメンの男性育児』を献本的な感じで頂きました。これめっちゃ勉強になる本でした。関心のある方はおすすめです!
もっと中西さんと話がしたい!と思っていたので、育児に関するイベント開催はとても良いチャレンジになりました。イベントでは、受援力・トキシックマスキュリティ・男性の産後うつ・パピートラックなど、さまざまな知識も知ることができました。「私だけ?」と思っていた状況に結構名前がついていることにも驚きました。歴史的に見ると、女性の社会進出と逆の現象が起こっているという見方を知ることができたので、これも勉強になりました。
また、中西さんとの繋がりで育休コミュニティの「育休&共働きコミュニティikumado」にも参加することにもなり、キャリアインタビューを受けたりと、新しい領域へも世界が広がりました。中西さんありがとうございました〜!
また生まれて間も無くのタイミングで、「声だけIPPO」というパパママのコミュニティにも参加させてもらいました。あまり参加はできませんでしたが、出産直後くらいのタイミングでさまざまな人の話を聞いたり、相談もすることができました。これも面白い経験となりました。
この10か月で感じたことは、さまざまなありますが、ただただ家族への感謝するばかりです。ただただ家族への感謝です。
私と妻の実家の両親たちやその他親族、そして新しく生まれてきてかわいさ爆発中の息子、子育ての大部分を担ってくれた妻に感謝しかありません。
育休期間中には夫婦でかなり濃いコミュニケーションをしました。それぞれのこれまでの人生、そしてこれからの人生などについてゆっくりと話すことができました。
もう来年度のスタートになるので、レポートも最後になります。来年度からまた私も仕事と家庭の両立に力を注ぎたいと思います。
自分自身の日頃の振り返りと、誰かの何かの参考になればと思い、育児の記録を書いてきました。今後、こんなことも気をつけた方が良いよ!とか、こんなことあったよ!とか、アドバイスとかもあれば、ぜひ教えてください!
以下、断片的ではありますが、育児の気づきや最近の様子などです。ぜひご笑覧ください。
ここまで読んで頂いた方は、お付き合い有難うございました。
※なお、写真は全てイメージ写真です。
【1】:子どもの様子
・寝返り・寝返りがえり・お座り・つかまり立ちができるようになり、元気に過ごしています!
【2】:離乳食関係
・離乳食が始まったが、準備めっちゃ大変!現在は3回食でつかみ食べの練習中です!
→離乳食はほぼ妻が進めてくれており、頭が下がるばかりです。卵黄は耳かきサイズからスタートというのは本当だった。果物だったり、野菜だったり、好き嫌いなく食べているが、なぜこのあと好き嫌いが出るのだろう?(予想だけど)と疑問に思った。
・ステップ離乳食のアプリを活用中です!
→離乳食の段階を考える上で、とても有効なアプリ。みんな使っているんだろうが、これも育児を通して初めて知った。
【3】:お出かけ関係
・外へのお出かけができるようになった。イオンモールは子育て世代の心強い味方。
→イオンは授乳室やおむつ台が完備しており、お店によっては、育児ルーム専用のスタッフがいることがある。しかも広い。イオンはハズレがないので、イオンを経由して実家に帰るなどができた。とても素晴らしい。ショッピングセンターなどでも不十分なところは多いし、あっても狭いなどの場合があるので、イオンの優秀さがとてもよくわかった。埼玉はららぽーとやコクーンも優秀です。ありがとう。
・子連れスペースがある焼肉屋さんや子供用の椅子があるところはほんと素晴らしい。
→探すとあります。これあるお店はどんどん好きになります。
・ママ・パパマップが素晴らしく有能なアプリ!
→上記のお出かけと連動して、授乳室やおむつ台などがマップで探せるアプリがあってとても良かった。パパママではなく、ママパパという名前にも色々感じることがあるが、子育て世代の味方だなと思った。
【4】:体調の変化
・育児中は体調管理が難しい
→3-6ヶ月頃まで夜は1度も起きずに寝ていることが多かったのに、7ヶ月を過ぎると、夜に起きる率が急激に上がった。
どうやら離乳食を始めたことで、寒暖差と生活リズムの乱れにより親たちが体調を崩すことが増えた。大晦日から体調を崩し、10日間くらい熱が下がらなかったこともあった。体調が崩れてしまうと、昼間は昼寝などをして体力回復が必要になり、1日があっという間に終わるようになった。1日にできることも限られるようになった。現在は8か月ごろからまた睡眠が安定してきて、今に至る。
【5】:改めて思う。父親の立ち位置
・もらった絵本に「父親」の存在がない
→古い絵本が、いないいないばぁをする絵本(目の部分が空いていて、ちょこっと読んでいる人も参加できるやつ)だと、犬・猫・・・・母・本人で終わってしまう。読み聞かせは、母親の役割という認識なのでしょう。批判をするつもりはないが、時代を感じた。
・妻が知り合いに会った時に「2人育休でずっと一緒なんてよく喧嘩しないでいられるね」と言われたらしい。
→批判するつもりはないし、もちろん各家庭によって状況が異なるが、母親のワンオペと働く父親の連携はとても難しいのだろうということを感じた。公務員2人はとても恵まれていることが改めてよく分かった。
【6】:中西さんから教えてもらった用語
イベントの際には、自分だけしか経験したことないような状況や感情がきちんと研究されていて、学術用語などになっていることを知りました。とても面白かったのでこちらでも紹介します!
・父親3.0
→1.0は昭和の親父、2.0はいわゆるイクメン、3.0は誰でも楽しくできる
と分類されているようです。これからは誰でも育児参加する感じの社会になっていきますね。
・パピートラック
→育休取得などにより、父親が出世コースなどから外れることを指します。結構あるみたいですね。
・男性の産後うつ(育児うつなどとも言う)
→男性も育児をすることで、生活や環境の変化に伴い、うつ状態などになることが多いそうです。私も深刻ではありませんが、近いような状況になっていました。
・「トキシック・マスキュリニティ」(有害な男らしさ)
→男はプライドなどがあり、こう振る舞うべきなどといった思い込みが強くなる現象のことを言います。支援慣れしていなかったり、自分でできると思ってしまうことなどを指します。(トキシック=有害、マスキュリティ=男らしさ)
・受援力
→上記と一緒で、支援を受ける力を指します。父親の支援は今後も必要になっていくと感じます。
お読み頂きありがとうございました!誰か必要な人に届くと良いなと思います。
今後も引き続きよろしくお願いします!
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