プロとして大切にしている事 ~バリスタ・バーテンダーの所作~
先日、
久しぶりに
私がとある企業でチーフバリスタをしていた頃の同僚。。。。。
とは言っても、その頃彼女がアルバイトで私が社員
彼女の方が先に入社してて私が後輩
彼女の方が年齢が一個上で私が一個下
初めて会った時、彼女はバリスタとしては駆け出しでしたが「ラテアートができるようになりたい!!!」
って言う気持ちで現場で働き、ラテアートに夢中になり、
自らセミナーに参加したり
大会に出たりしてスキルを磨き、
今となっては私よりもはるかにラテアートのレベルが高い所に居ます。
そんな彼女と久しぶりに話をしていた時に
こう言われたんです
「すーさん(私)は所作がものすごく綺麗で、いつもそこを見てました」
って。
これは私が凄いと言いたいわけではなく、
『私が大切にしてきたことをちゃんと見てくれていた人がいた事 』
に着眼してくれたことがシンプルにうれしかった
飲食業(だけではないと思いますが。。。)は『内容』も大切なのですが、お客様が感じる『空気感』や『演出』などがとても大切と考えてます
だって、人間はほぼ見た目で判断する生物なんだもの。
大前提として、『見た目で判断される』はそりゃそうです。
おいしいものをいくら作ることができたとしても、そのおいしいものを作る段取りが悪ければ半減。スマートで落ち着いたサービスが『おいしい』をもっと大きいものにすると昔から信じている。
バリスタやバーテンダーの様に、お客様の目の前で商品を作ることが多い職業は、指先まで神経を研ぎ澄まし、お客様が注目し、見とれるぐらいの演出も込みでドリンク作成に臨まなければなりません。
もちろん片付けもスムーズに、道具は定位置に収められている事
その作業スペースの美しさでドリンカーの資質を私は見てきました
『おいしいドリンク作ることが出来ます!』と自信たっぷりでも、片付けができない、美しい所作でなければ『おいしいが半減する』ことを飲食業界に勤務している方たちに伝えたい!
そんな思いを強くさせてくれた昼下がりでした。
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