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日本人のためのウクライナ戦時国債・買い方ガイド(Part①口座開設編)

こんにちは。1976newroseです。

ロシア軍が犠牲を厭わない突撃を繰り返し、苦境が伝えられるウクライナ情勢。

私はこれまでウクライナの各機関、義勇部隊等に約50万円を寄付していますが、今回は話題になった【ウクライナ戦時国債】を買ってみることにしました。

国債には15%以上の利子がつくとのことで、どのみち寄付を続けるつもりの私には最適の選択肢だと思ったためです。返ってきてもこなくても構わないと思っています。

X(旧Twitter)を見ると、日本でもこの国債への関心は高い一方で、日本の証券会社では取扱いがなく、購入方法がわからないという声が多く見られました。

そこで本シリーズでは、私が実際にウクライナ戦時国債を買うまでの手続きを「備忘録」として残していきます。

各手続き間には、それぞれ待ち時間が発生する見通しですので、私が完了した手続きから順に書き残していく予定です。

それではどうぞ!

【注意!】以下の事項について、すべて了承される方のみ記事を読み進めてください。
本記事をご覧になった方に生じた事柄の一切について、筆者はいかなる責任も負いません。

①本記事シリーズは、ウクライナ戦時国債の購入を推奨するものではありません。
同国債は、極めて投機的(ハイリスク)な金融商品ですので、投資は必ずご自身の判断に基づいて行ってください。
また現時点で、ウクライナから国外への資産移転が規制されているとの情報もあります。関連法規等、必ずご自身でご確認・ご判断ください。

②本記事シリーズは、あくまでも私の行った手順の羅列です。手順の再現性や、記事内に登場する各機関の安全性等を検証・担保したものではありません。
また、記事の内容について、何らの責任を負うものではありませんので、ご質問等についてもお答えを控える場合があります。

③本記事シリーズでは、私の手順をリアルタイムに記載していきます。購入が完結するまで、どのような展開となるのか私にもわかりませんので、予めご了承ください。(もしかしたら国債購入まで辿りつかないかもしれません…)

④本記事シリーズは、いかなる収益も目的としておりません。私は本シリーズを通じて、いかなる間接・直接の収益も得ません。

⑤(追記)もし本記事をご覧になって、ウクライナ戦時国債の購入手続きに入られた方がおられましたら、ぜひコメントにて教えてください。励みになります!

それでは参ります。

【用意したもの】

・有効期限内のパスポート
・マイナンバー
・外国送金が可能な銀行口座とキャッシュカード(私は三菱UFJ銀行にて手続きを進めます)
・メールアドレス
・海外からのSMSが受信できる携帯番号
・DeepL(無料の機械翻訳サイト)
・PC(入力事項が多く、またブラウザの自動翻訳機能を使うと断然楽なので、推奨)


各手続きにおいては、Google Chromeなどのブラウザの自動翻訳機能、またはDeepLなど機械翻訳サイトを使いながら進めると、楽だと思います。


まずは、ウクライナ財務省のHPから、国債を購入するブローカーを選択します。

http://bonds.gov.ua/

私は「ICU」という機関を選択。単に並び順が上だったこと、また英語表記のページを見つけたためです。

「for non-residents of Ukraine(ウクライナ非居住者)」のリンクをクリック。

ページ下部の「Non-resident of Ukraine Registration」をクリック。

すると、携帯電話番号とメールアドレスを要求されます。
携帯電話番号は、日本の場合、+81から始まります。例えば番号が090-1234-XXXX番の方は、「81901234XXXX」のように入力します。

入力・送信すると、アドレスと携帯に即座に4桁の「confirmation code(認証コード)」が届きますので、それぞれ入力。


認証が済むと、各ページで以下の情報を求められます。

●パスポート情報
・パスポートの写真またはスキャンデータ
・パスポートを持った自撮り写真(この写真でも、パスポート情報が読み取れる必要があります)

パスポートに記載の住所と、現住所を求められます。

※住所を英語表記するのは案外面倒(たとえば「中央区」を、「Chuo-Ku」とすべきか「Chuo-Ward」とすべきか…などなど)でしたので、私はDeepLに日本語で住所を入力し、翻訳された英語をそのままコピペしました。たぶん問題ないです。

●外国送金が可能な銀行口座の情報
・銀行の正式な英語名称
・銀行のSWIFTコード(国際送金システム用に、各銀行に割り振られた固有番号)
・口座番号
・銀行キャッシュカードの写真

※不明な情報は、「銀行名+英語名称」、「銀行名+SWIFTコード」などで検索し、銀行の公式HPからコピペしました。

※IBANコードという、主に欧州などで用いられる国際金融コードも求められますが、日本の銀行はIBAN非対応と思われます。
詳しくは「銀行名+IBANコード」などで検索してみてください。
私は「dummy(ダミー)」と入力し、後日ICUから送られてきた確認メールでも、UFJの企業概要ページ英語版のURLをコピペしつつ、「Sorry, MUFG is a Japanese bank so maybe they doesn't serve IBAN code.(三菱UFJ銀行は日本の銀行であり、おそらくIBANコードを提供していません)」と返信、一旦受理されました。

※銀行キャッシュカードに記載の有効期限の入力が求められますが、私のカードは有効期限の表記がなかったため、「My cash card does not have an expiration date on it, so I enter a dummy year and month instead.(私のカードは有効期限が書いてないため、ダミーの年月を代わりに入力しておきます)」とコメント、適当な数字4桁(エラーが出る数字と出ない数字があり、私は確か「1222」と適当に入力)を入れました。

※キャッシュカードに記載の番号は連番ですべて全て入力しました。
例えば私の場合、0005XXX1234567、のように。
後日ICUから送られてきた確認メールに対しては、

「0005 is a code for MUFG Bank,
XXX is a branch of MUFG number,
1234567 is my account number.
(0005は三菱UFJ銀行を意味するコード、
XXXは三菱UFJ内の支店を表す番号、
1234567が私の口座番号です)」と返信、一旦受理されました。

●マイナンバー

納税義務が発生する地、およびTIN(Taxpayer Identification Number、納税者に割り当てられる個別の識別番号。日本ではマイナンバーのことを指します)を求められます。
私は納税地「Japan」、TINはマイナンバーを入力しました。


ここまであらかた入力し送信すると、翌日にはICUから確認のメールが届きました。

前述のIBANコード等について質疑回答しつつ、返信すると、もう一通

「あなたの情報はこれで十分です。」


と短文が返ってきて、どうやら受理されたようです。


本日はここまで、次回もキリのいいところまで随時更新していきます。

お読みいただきありがとうございました。

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