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忙しい人へ伝えたい 「ご自愛タイム」の作り方


かなり前から、 “ちょっとバタバタしていて〜“  という言葉を、意識的に使わないようにしています。

なぜなら「バタバタしていて」と言うことで、勝手に免罪符にしている気がしたから、、、。

言われた方は、「それは仕方ないね」とか「なんか申し訳なかったかな」と、思ってしまう。
そんなコトバだな、と感じたのです。


でも実際、子どもが幼少期の頃や、仕事もあって介護もあって、と、多種多様なことが降り掛かってきたら、バタバタしない方が変。

私も朝の9時までに夕飯の支度まで済ませておかないと、夜の時間が回せない、といった時期もありました。


バタバタしているという言葉を言いたくなる時って、

身体がしっかり温まっていなかったり、家が散らかっていたり、しっかり眠れていなかったり、していないでしょうか?


今日は「バタバタしていて」と、つい口から出てきてしまう人、LINEの文面にこれを入れてしまう人に向けて。

ほんの少しの時間と、ちょっとした工夫で、ご自愛タイムは充実していく。

バタバタ期に私が試してよかったことを、みんなも試してみて!という気持ちで、書いていこうと思います。




1.  お風呂の入り方に一工夫を

寒い季節は特にだが、一日一回、しっかりお風呂に浸かることはやはり心身の為に良い。

しかし、そんな呑気に浸かってる暇ないの、と言う人の為に、5分でしっかり身体の隅々に血液を行き渡らせ、疲れを取るお風呂の浸かり方をご提案。

身体を湯船に浸けながら、一分間の間に「吸ってからの吐いて吸って」をする。

つまりは20秒で吸って、20秒で吐いて、また20秒で吸う。

これ、慣れてないと結構苦しいはずなので、始め回数は出来る範囲でやってみて。

ポイントは息を吐く時は口から。
そして口はおちょぼ口にして、細ーい息を出していくようにするとゆっくり吐く事が出来る。

このゆっくり呼吸が、普通に浸かるよりずっと短時間でしっかり身体を温める効果がある。

お湯の水圧によって、特に下半身が圧迫されることにより、心臓に血液が戻りやすくなる。
ここに深呼吸が加わることで副交感神経が活性化し、血管が拡張するのだ。

たった5分でしっかり温まり、ちゃんとリラックス効果が得られる。(約5分〜10分)


2.  綺麗にすることで、ご自愛に繋がる場所

私が旅行から帰った時、特に感じるのだけれど、
家に入った瞬間、「やっぱり家が好き〜」って思えるかどうかは、玄関の匂いだと思う。

ここの空気を澄ませることで、家がご自愛スペースになる。(約3〜10分)

オススメなのは、ラベンダー。
一気に安らぎムードにしてくれる。

そして、玄関には色々置きたくなるけど、極力置かない。

置きたくなったら、下駄箱にそれらを入れるスペースをつくる。

靴が下駄箱に入りきらないという人は、履いていて気持ちの上がらない靴をまず手放す。

澄んだ空気の玄関で、自分を日々笑顔で出迎えるイメージを。


3.  ミニ片付けで心の整理

自己ケアの中でオススメなのが、お財布の小さな片付け。

私達が切っても切れない、お金というパートナー。

今はバーコード決済などのお陰で、お財布を持っていないという人もいるけれど、まだまだクレジットカードや現金での支払いになる場所もある。

接客業をしていると、お金なのかレシートなのかクーポン券なのか、はたまた会員証なのかポイントカードなのか、判別つかないくらいの紙類でパンパンになっているお財布の人をよくお見かけする。

思っているものがすぐに出てこない人の多くは、小さくイライラしている。(私調べ)

一日一回、お財布の中のお札を綺麗に並べたり硬貨を調整したり、いらない紙類を仕分けたりする。(約3分)

この儀式が、私達の心を整え、強いてはお金というパートナーに好かれる行為なのかもしれない。


4.  今日の記憶の整頓

一日の中からたった一つで良いので、寝る前に良かったことを思い出してみる。

一日の中で起こった様々な出来事を、そのgood thingsで上書きする作業だ。

3THREE good thingsというのが流行ったけれど、実際「これは劇薬」だと感じた。
精神科医の先生もどこかで激推ししていた。
(一日の中にあった3つの幸せや感謝や美しいものを書き留めるという日課)

ノートでも、カレンダーでも、手帳でも、メモアプリでもいいのだけれど、しっかり残していくのがオススメ。

忙しい人は3つでなくて、1つでいいと思う。(約5分)
慣れてきたら具体的に書いておくと良い。

この習慣のお陰で、私達はただ闇雲に忙しさに追われているのではないと、はっきり意識させてくれるようになる。


5.  普段隠れている場所のケア

特に中年以上の方にオススメな場所は踵(かかと)のお手入れ。(約3分)

忙しいと隠れている場所がおざなりになってくる。

だからこそ、むしろ隠れているところをケアする事で、ご自愛に繋がる。

誰かに見せる為ではない、ただ純粋に自分を大切にする行為なのだ。

これは自分自身が芯からふっくらとしていく感覚、しっかりとした自己肯定感を育む土台となる。


◇◇◇

毎日の中で数分ずつ、このご自愛タイムを散りばめてください。

今回私が提案したものは、全部したとしてもトータル30分です。

実践して大きく心や身体に変化を感じたことを、今回は5つあげてみました。

忙しいと感じているあなたの毎日が、どうかバタバタせず、、、充実したものになりますように。

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