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沈思黙読会⑥で読んだ本!

毎回、参加者の皆さんが持参された本を紹介していただくのも沈思黙読会の楽しみのひとつになりつつあります。第6回(2024年4月27日)は、こんな本が一堂に会しました。

◎斎藤さんの「あまり深く考えずに持ってきたけれど読んでみたら面白かった2冊」

「日本近代短編小説選 明治編2」(岩波書店)
「海鳴りの底から」堀田善衛(朝日新聞出版)

◎Aさんの「橋本治の3冊」

「蝶のゆくえ」橋本治:著(集英社)
「これで古典がよくわかる」橋本治:著(筑摩書房)
「帰って来た橋本治展」図録(神奈川近代文学館)

◎Bさんの「山下澄人再び、の一冊」

「君たちはしかし再び来い」山下澄人:著(文藝春秋)

◎Cさんの「翻訳仕事から離れて、“本が好き”を取り戻すための3冊」

「本の栞にぶら下がる」斎藤真理子:著(岩波書店)
「長い読書」島田潤一郎:著(みすず書房)
「翻訳に生きて死んで 日本文学翻訳家の波乱万丈ライフ」クォン・ナミ:著/藤田麗子:訳(平凡社)

◎Dさんの「現在、読みかけの3冊」

「精神の場所: ベルクソンとフランス・スピリチュアリスム」杉山直樹:著/(青土社)
「「世界の終り」を紡ぐあなたへ デジタルテクノロジーと「切なさ」の編集術」北出栞:著(太田出版)
「知のモラル」小林康夫、船曳建夫:編(東京大学出版会)

◎Eさんの「現在、読みかけの2冊」、そして「会場で見つけて読んだ本」

「バッタを倒すぜアフリカで」前野 ウルド 浩太郎:著(光文社)
「潜水鐘に乗って」ルーシー・ウッド:著/木下敦子:訳(東京創元社)
「Tバック戦争」E.L.カニグズバーグ:著/小島希里:訳(岩波書店)

◎Fさんの「韓国文学、新刊2冊」

「別れを告げない」ハン・ガン:著/斎藤真理子:訳(白水社)
「ハルビン」キム・フン:著/蓮池薫:訳(新潮社)

◎Gさんの「積読の3冊」

◎Hさんの「戦略的2冊」

「別れを告げない」ハン・ガン:著/斎藤真理子:訳(白水社)
「父の革命日誌」チョン・ジア:著/橋本智保:訳(河出書房新社)

◎Iさんの「柚木麻子の2冊」

「あいにくあんたのためじゃない」柚木麻子:著(新潮社)
「マリはすてきじゃない魔女」柚木麻子:著(エトセトラブックス)


次回も参加者の皆さんがどんな本を持っていらっしゃるのか、楽しみです!
 
ちなみに会場には毎回、皆さんが気分転換に手に取っていただけるように、スタッフがセレクトした本が十数冊、置いてあります。今回は朝ドラ「虎に翼」に敬意を表して、自分の人生を自分で選んでしっかりと立つ女性たち、をテーマに選んでみました。

次回の沈思黙読会(第7回)は5月18日(土)、詳細はこちら
基本的に月1で、第3土曜日に神保町EXPRESSIONで行われます。
(斎藤さんのご都合で第三土曜日でない月もあります)
学割(U30)有。オンライン配信はありません。
会場にはドリンクバーがあり、フリードリンクとなっています。
(一部、有料のものもあります)

※トップ画像は、「帰って来た橋本治展」図録(神奈川近代文学館)より。

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