冬日和に思う「生」と「死」
★甘酒コース?それともお汁粉コース??
ぽかぽか陽気の優しい日差しに誘われ、ジョギング。
昨年秋口から、1回に走る距離が16km前後になってきて、
その距離はいつも何となく同じになりますが、
ルートは、その日の気分によって変えています。
道がどこまでも続いて走りやすい、川沿いや幹線道路沿いにも、
複数のルートがあります。
川もこの辺りは複数流れていますし、
比較的道の広い、長めの道路もたくさんあります。
また、東に行くか、西に行くか、
はたまた、南に抜けるか、北上するか、など、
これまでに開拓してきたお気に入りルートも
結構な数になってきました。
どのルートにするかの軸は、いろいろとありますが、
その一つは、途中の水分補給で飲みたいもの。
できるだけ身軽で走りたいので、小銭を数枚ポケットに入れて、
自販機でドリンクを買うことが多いのですが、
自販機って、季節ごとにラインナップが変わりますよね。
冬のお気に入りは、断然、お汁粉と甘酒!
数年前までは結構レアだったお汁粉ドリンクは、
最近、増えてきた気がして、テンションがあがります(笑)。
何となく、お汁粉が多く入っている自販機エリアと、
甘酒が入っている自販機エリアとがあるような気がします。
家を出るときに、「どっちが飲みたいかな~」とイメージするのですが、
ここのところお汁粉続きだったので、
今日は「甘酒を飲むぞ!」と決めてスタート。
この甘さに体が癒されます💛
★人間の命は“一瞬”?!
ランニングは、私にとっては瞑想の時間。
PCからも携帯からも離れ、仕事からも家事からも解放され、
化粧もせず、自分を飾らず、「無」になる時間。
…のはずが、今日は、1年前のことをいろいろと思い出して、
自分の人生のことを、つらつらと考えていました。
母が倒れてからの日々、
きっと退院できると信じていながらも、
「今日は大丈夫か?」と心配になりながら向かう病室、
「今日も大丈夫で良かった」と安心して帰路についた日々。
方や、51歳の私。
自分の寿命が何年かは分からないですが、
なんとなくこれから30年くらい先のことを思い描いたりしています。
残り3か月か、残り30年か。
その意識の持ち方で、「1日」の重みがすごく変わる気がします。
残り3か月と意識した時、
「一日、一日を大切に生きよう」という気持ちが強くなります。
残された日々の一日、一日を、大切に、大切に、
慈しむように生きていきたい、というか。
そして、一日が終わるとき、
「ああ、今日という大切な一日が無事に終わった。ありがとうございます。
あと、何日かな。」と思いながら、生きていました。
そういう心境の時は、
同じ出会いであっても、それが殊に深いご縁に思えましたし、
「ともに過ごす時間を、心に残るものにしたい」との気持ちが強くなりました。
後30年ある、という気持ちの中で生きる人生と同じことが起こっても、
一つ一つのことに対する
ありがたい気持ち、感謝の気持ちが、
数倍強かったように思います。
きっと、そうやって、一日一日を過ごすとき、
それが、
「密度の濃い一日」、
「満たされた一日」
となるのでしょうね。
宇宙時間からすれば、
3か月も、30年も、ほんの一瞬。何も変わらない。
なのに、残り30年と思うと、人は、漫然と生きてしまいがち。
ならば、
「人はいつ死ぬか分からない」
「人生は一度しかない」
ということを意識するしかない。
だから、私のコーチングでも、「人生グラフ」をよく書きます。
これまでの人生を振り返ることが第一の目的ですが、
ここから先に残された時間を可視化することもできるので。
そんなこんなで、
母が私に伝えてくれた(・・・と信じている?)メッセージを噛みしめながら、
暖かくて優しい日差しと、川のせせらぎと、甘酒に癒された朝。
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私は、エクササイズ・コーチング研究所を主宰しています。
コーチングの冒頭にエクササイズを入れて、
エクササイズによってもたらされる脳や体への影響を最大限に活用しながら
コーチングを実施し、効果を高めようとしています。
ご関心のある方は、ぜひご覧になってみてくださいね!
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