インプットよりもアウトプットのほうがはるかに大事だ
情報の許容量は有限、だから人は忘れる
蛇口にコップを持っていき、水を注ぐとすぐにいっぱいになって溢れて出す。当たり前のことだが、満杯になったコップには新しい水は入らない。水を捨てなければ、こぼれて周りが汚れるだけだ。
同じように、情報もインプットだけでは、すぐにいっぱいになる。無尽蔵のように思える情報の許容量も実は有限だ。だから人には忘れるという能力がある。インプットも必要だが、もっと大事なのはアウトプットなのだ。
使っているうちに情報が自分のなかに定着する
アウトプットするにはどうしたらいいのか?当たり前のことだが、それは手に入れた情報を使うことだ。「話す」「書く」「発信する」の3点セットを組み合わせて、情報を使い倒すのだ。ちなみにこの順番が重要なのだ。
小手先の加工などは考えないほうがいい。使っているうちに、意味と活用方法がはっきりとし、自分のなかに定着する。「そうか、こういうことだったのか」という経験は誰にでもあると思う。この経験を大事にしよう。
アウトプットでインプットの質が確認できる
正しいかどうかわからないので、アウトプットを躊躇する人もいる。でも、正しいかどうかなど、すぐにわかるわけがない。使えば使うほど、情報は磨かれて、何が正しいかが見えてくる。この感覚を身につけよう。
アウトプットでインプットの質が確認できる。曖昧な点が発覚したり、より詳しく調べる必要があることに気づくからだ。これがまた次のインプットにつながる。そして、すぐにアウトプットする。この癖をものにしよう。